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ATOM [タイトル:英数字]

Astro Boy (2009年)
監督:デヴィッド・バワーズ
声:フレディ・ハイモア、ニコラス・ケイジ、クリステン・ベル、ドナルド・サザーランド
(日本語版):上戸彩、役所広司、林原めぐみ、山寺宏一
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故手塚治虫の代表作「鉄腕アトム」のハリウッド版CGアニメで、天才工学博士が亡き息子の代わりに造った少年ロボットの冒険を描く。

本家「鉄腕アトム」に関してはほとんど憶えていないので、本作と本家の類似性がどの程度なのかは定かでないが、アメリカらしくアイザック・アシモフのロボット工学3原則が取り入れられた世界観や、空中都市と地上との格差社会など設定はなかなか興味深い。
「父子の絆再確認」というテーマを背景とするなど、ストーリーは典型的なアメリカ製アニメの域を出ていないものの、ロボットの造型の愛らしさも手伝い、それなりに楽しめた。

「スピード・レーサー」「ドラゴンボール」に続き、本作もアメリカでは興行的に失敗したようだが、アメリカには独自のコミック文化がある以上、日本の漫画の知名度などたかが知れていると思われ、大衆向けにと多額の予算をかけて製作すること自体が根本的に間違っていると思う。

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  • 出版社/メーカー: 角川映画
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Mr.& Mrs. スミス [タイトル:英数字]

Mr. & Mrs. Smith (2005年)
監督:ダグ・リーマン
出演:ブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、ビンス・ボーン
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暗殺者という裏の顔を持つ夫婦が、互いの素性がばれたことにより、戦うことになるアクション・コメディ。
“ブランジェリーナ”という言葉が誕生するきっかけとなった作品で、2人の息の合った会話劇&アクションがユーモアを交えて展開し、存分に楽しめる。
レディファーストのお国柄もあるだろうが、A・ジョリーに華を持たせて、B・ピットが一歩引いている感じが、バランス的にちょうどいい。
続編を作るつもりだったのか、ラストの決着が中途半端のまま終わっているのが残念。

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9<ナイン> ~9番目の奇妙な人形~ [タイトル:英数字]

9 (2009年)
監督:シェーン・アッカー
声:イライジャ・ウッド、ジェニファー・コネリー、ジョン・C・ライリー、クリストファー・プラマー
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2005年のアカデミー賞で短編アニメ部門にノミネートされた作品を、ティム・バートンやティムール・ベクマンベトフらのプロデュースの下で長編化したCGアニメ。
機械が支配する終末世界で、その原因を作った科学者の人間性が吹き込まれた9体の人形が機械に戦いを挑むというストーリー。
「ターミネーター」を連想させる設定が示すように、とりたてて新味を感じるわけではないにも関わらず、上映中はじっと見入ってしまう面白さがある。
個性的なキャラクター造形とアニメであることを忘れてしまうような立体感と躍動感のおかげであろう。
今後、メジャー系会社製作のアニメはほとんど3Dになると思うが、3Dに頼らなくても、充分に見応えのあるものは作れることを証明してくれる作品である。

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13日の金曜日 [タイトル:英数字]

Friday the 13th (2009年)
監督:マーカス・ニスペル
出演:ジャレッド・パダレッキ、 ダニエル・パナベイカー、アマンダ・リゲッティ、アーロン・ヨー
fridaythe13th_b.jpgfridaythe13th.jpg
80~90年代に量産された定番ホラー映画シリーズをマイケル・ベイ製作でリメイク。
ホッケーマスクの殺人鬼ジェイソンがキャンプ地クリスタルレイクを訪れた若者達を殺しまくる。
旧シリーズはTV放映を恐いもの見たさでチラ見した程度で、まともに観たことはないので、本作がどのような位置付けになるのかよくわからないが、オリジナル1作目のリメイクではないようだ。
理由もなく、次々と人が殺されていくだけの話なので、特に書くこともないが、意外に残酷描写は控え目と思った。

ホラー映画のリメイクが大好きなM・ベイの新作は6月26日公開

13日の金曜日 -FRIDAY THE 13TH- スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
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旧シリーズ1作目
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007/ダイ・アナザー・デイ [タイトル:英数字]

Die Another Day (2002年)
監督:リー・タマホリ
出演:ピアース・ブロスナン、ハリー・ベリー、トビー・スティーヴンス、ロザムンド・パイク
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MI6所属の敏腕スパイが世界を股に掛けて活躍する007シリーズの記念すべき通算20作目。
北朝鮮での任務に失敗し、捕虜となったジェームズ・ボンドが、人質交換で解放された後、味方から着せられた裏切者の汚名を晴らすべく戦う。
遺伝子組換人間、消えるボンドカー、太陽兵器などSF色が強く、シリーズの中でも評判が悪い。
過去にも「ムーンレイカー」を始め、時代に合わせて、SF要素を取り入れたことはあったが、今回はさすがにやり過ぎで、5代目007最後の勇姿となる最大の要因となったのではないかと思う。
6代目ダニエル・クレイグ版007からはQの存在を排除していることが、それを証明している。

ジェームズ・ボンドと言えば、一にショーン・コネリー、二にロジャー・ムーアというイメージだが、作品的には映画館で鑑賞したものの方が好印象ということもあり、ティモシー・ダルトンの2作やP・ブロスナンの前3作が好きなので残念で仕方ない。

一説によると、P・ブロスナンとクエンティン・タランティーノが次回作について話し合う場があったらしいが、どんな内容の007にするつもりだったのか気になる。
S・コネリーの「ネバーセイ・ネバーアゲイン」のような番外編として作ってくれないものだろうか。

ダイ・アナザー・デイ [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
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H・ベリー髪の毛短すぎ。


ワールド・イズ・ノット・イナフ [Blu-ray]

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デニス・リチャーズの評判がボンドガール史上最悪だった。
一方のソフィー・マルソーは史上1,2を争う好演。


トゥモロー・ネバー・ダイ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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最年長ボンドガール、ミッシェル・ヨーが良かった。


ゴールデンアイ (デジタルリマスター・バージョン) [DVD]

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歴代悪役の中でも出世頭の1人、ファムケ・ヤンセンが凄かった。

Madonna - Die another day


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Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼 [タイトル:英数字]

Mr. Brooks (2007年)
監督:ブルース・A・エヴァンス
出演:ケヴィン・コスナー、デミ・ムーア、デイン・クック、ウィリアム・ハート
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連続殺人鬼という裏の顔を持つ良き家庭人であり社会人である男の姿を描くサスペンス。
古今東西、シリアルキラーなる者は必ずどこかに潜んでいるのが現実だけに、本作のように善人の外面を持つ男が実は・・・という設定には、少々、興味深いものがあり、すっかり枯れてしまった感のあるK・コスナーvs.D・ムーアというキャストティングにも惹かれるものがあった。
誘惑に負け2年ぶりに殺人を犯した主人公ともう一つの人格、、その現場を目撃した覗き魔、殺人鬼を追い続けている女刑事、女刑事への復讐を企む脱獄囚、女刑事と離婚協議中の夫、訳あって大学を中退して自宅に帰ってきた主人公の娘など、登場人物が多すぎて、話がややこしくなり、何を描きたいのかよくわからない。
終盤の展開から、目指していたのは、ハンニバル・レクター&クラリス・スターリングの関係ということはわかったが、単なる二番煎じでしかなかった。
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NINE [タイトル:英数字]

Nine (2009年)
監督:ロブ・マーシャル
出演:ダニエル・デイ・ルイス、ペネロペ・クルス、マリオン・コティヤール、ジュディ・デンチ
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フェデリコ・フェリーニ監督の63年作イタリア映画「8 1/2」を元に作られた大ヒット・ブロードウェイ・ミュージカル「NINE」の映画化で、イタリアで新作を撮ることになったものの、一向に案が浮かばない映画監督と彼が愛した女性たちの愛憎を描く。

基本的にミュージカルは苦手としているものの、R・マーシャル監督の「シカゴ」は楽しめたので、より豪華なキャストが集結した本作にも自然と期待は高まっていた。
その一方で、話題性には事欠かないはずなのに、本国アメリカの公開時には「シカゴ」と違い、ほとんど話題に上らなかったという点が気がかりではあった。

オスカー2度獲得のD・D・ルイスを中心に、欧米各国を代表するオスカー女優が集結し、それぞれのソロ・パートではさすがに魅せてくれるものの共演シーンがないので、皆で歌って踊るのがミュージカルの醍醐味と思っている身には非常に物足りない。
結局、印象に残ったのはケイト・ハドソンとファーギーというオスカーを獲っていない2人だったというのが皮肉に思えた。

R・マーシャル監督の次回作は「パイレーツ・オブ・カリビアン4」だそうだが、ジャック・スパロウが歌って踊るのだろうか。

NINE

NINE

  • アーティスト: サントラ
  • 出版社/メーカー: ユニバーサルインターナショナル
  • 発売日: 2010/03/03
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プリンセス・ファーギー:THE DUTCHESS~完結盤。(DVD付)

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  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: UNIVERSAL INTERNATIONAL(P)(M)
  • 発売日: 2008/05/31
  • メディア: CD


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50歳の恋愛白書 [タイトル:英数字]

The Private Lives of Pippa Lee (2009年)
監督:レベッカ・ミラー
出演:ロビン・ライト・ペン、アラン・アーキン、ブレイク・ライヴリー、キアヌ・リーヴス
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R・ミラー作の同名小説を自身自らがメガホンを取って映画化した作品で、年老いた夫の世話を献身的にする妻の波乱に満ちた半生を振り返ると供に、現実を見据え、新たなスタートを切るまでを描く。
邦題から想像されるような中高年の恋物語ではなく、ヒロインの私的生活を赤裸々に描いた正しく原題通りのドラマ。
66年生まれのR・W・ペンが50歳の役で、64年生まれのK・リーブスが35歳の役という不思議なキャスティングにまず面食らい、R・W・ペン演じるヒロインの若き日をB・ライブリーが演じる一方で、A・アーキンの若き日(30年位前)はA・アーキン自身が演じており、映画だけではキャラクターの年齢設定がよくわからず、困惑する。
また、モニカ・ベルッチやジュリアン・ムーアなど普段は主役も張るような女優がとても小さな役で登場することにも驚かされ、劇作家アーサー・ミラーの娘という血筋がなせる業かと勘ぐってしまう中、個人的にはウィノナ・ライダーがとても彼女らしい役を演じていたことがうれしかった。
という訳で、かなり突飛なストーリーで結構、面白いのは確かだが、それを上回る突飛なキャスティングが不思議だった。

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Dr.パルナサスの鏡 [タイトル:英数字]

The Imaginarium of Doctor Parnassus (2009年)
監督:テリー・ギリアム
出演:ヒース・レジャー、クリストファー・プラマー、リリー・コール、トム・ウェイツ
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観客を欲望の世界へ誘う不思議な鏡を出し物にする旅芸人一行と、ある目的の為に現れた悪魔が織り成す騒動を描いたファンタジー映画。
悪魔に娘を取られまいと父とその仲間が奮闘する話と思わせておいて、実は、欲にまみれた人間の浅はかさと行き着く先を描くブラックなストーリーはなかなか面白いが、T・ギリアム独特のタッチはあまり好みでないこともあり、観ていて楽しいということはなかった。
本作撮影途中に急逝したH・レジャーの代役をジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが務めたということで話題だが、H・レジャーの死によりストーリーの変更はあったのだろうかと気になる。
という訳で、良くも悪くもT・ギリアムらしさに溢れた本作も他作品同様、内容よりもその外観の方が印象に残りそうだ。
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(500)日のサマー [タイトル:英数字]

(500) Days of Summer
監督:マーク・ウェブ
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ゾーイ・デシャネル、ジェフリー・エアンド
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“運命の恋”を信じる男性トムが“恋は幻”と言い切る女性サマーに恋した500日を絵日記風に描いたロマンチック・コメディ。
最近は男女の立ち位置を逆にしたロマコメが流行りのようだが、本作もその1本で、アメリカではどう言われているのか知らないが、所謂「草食系男子」の視点で、気分に応じて時にポップに時にセピア調になる背景や、期待と現実を2分割画面で見せる演出、シュールに満ちたセリフの数々で楽しませてくれる。
2人の出会いから、初デート、喧嘩、別れ、再会、そして終局までのエピソードをランダムに抽出していく感じで展開し、細かい説明を排除しつつも、一つの恋物語を描ききった脚本家と監督の感性が光る作品であった
結局、サマーは運命を感じた別の男性と結婚し、トムは恋なんて偶然の積重ねに過ぎないと知ることになるのだが、女心なんてわかりっこないという男目線の現実的なロマコメとなっており、理想を追うだけの他作品とは一味違う仕上がりになっている点に面白みが感じられる。
映画の冒頭のナレーションでも言っていたように、こうして文字にすると、正に“Bitch”と言いたくなるようなヒロインなのに、演じるZ・デシャネルが「イエスマン」の時と同様に不思議な魅力を振り撒いているので、トムに落ち度があったに違いないと思わせてしまう。
そんな点も含めて、結局のところ、失恋話なのに暗さを感じさせない終わり方が良い。

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