バッド・ママ

Bad Moms (2016年)
監督：ジョン・ルーカス＆スコット・ムーア
出演：ミラ・クニス、クリステン・ベル、キャスリン・ハーン、クリスティナ・アップルゲイト


小学生の子供を持つ母親達の憂さ晴らしを描くコメディ。

全米で1億ドル越えのヒット作にも関わらず、日本では劇場公開がないのは仕方ないとして、ソフト化もされていないのが不思議だったが、かなり前からNETFLIXで配信されていた。

従来のファミリー・コメディに「ハングオーバー」以降、主流となった泥酔パーティー系コメディを加味した感じで面白い。

ついでに

タグ：バッド・ママ

バッド・スパイ

The Spy Who Dumped Me (2018年)
監督：スザンナ・フォーゲル
出演：ミラ・クニス、ケイト・マッキノン、ジャスティン・セロー、サム・ヒューアン


親友同士の２人の女性が国際的な諜報戦に巻き込まれるアクション・コメディ。
日本でも春先に劇場公開予定だったが、コロナ禍の余波でネット配信となった。

ありがちなドタバタ・コメディという感じでそれなりに楽しめるが、巻き添えで無駄に死ぬ人が出てくるなど時折、醒めるのが難。

バッド・スパイ(字幕版)

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• 発売日: 2020/06/19
• メディア: Prime Video

タグ：バッド・スパイ

ユーロビジョン歌合戦 ～ファイア・サーガ物語～

Eurovision Song Contest: The Story of Fire Saga (2020年)
監督：デヴィッド・ドブキン
出演：ウィル・フェレル、レイチェル・マクアダムス、ダン・スティーヴンス、ピアース・ブロスナン


アイスランドの中年デュオが、欧州最大の歌唱コンテストに出場するコメディ。

いつものW・フェレル映画で、期待を裏切ることなく、笑わせてもらった。
ジョン・C・ライリーが出ていれば、もっと良かったのだが、適役がなかったかな。

W・フェレルは歌唱シーンも自身で歌っているが、R・マクアダムスとD・スティーヴンスは吹替えだった模様。

Soundtracks

WASP ネットワーク

Wasp Network (2019年)
監督：オリヴィエ・アサイヤス
出演：ペネロペ・クルス、エドガー・ラミレス、ガエル・ガルシア・ベルナル、アナ・デ・アルマス


1990年代、キューバからアメリカに亡命した人達のそれぞれを事実に基づいて描くドラマ。

反カストロ政権活動を行っていた団体 CANF(Cuban American National Foundation)へのスパイ活動をアメリカで行っていたキューバの諜報組織WASP ネットワークについて描いているようだが、実話だけに事実を淡々と並べているだけな上、誰が主役なのかもわかないような作りで、映画としては退屈極まりない。

ついでに

タグ：ロストガールズ WASP ネットワーク

リズム・セクション

The Rhythm Section (2020年)
監督：リード・モラーノ
出演：ブレイク・ライヴリー、ジュード・ロウ、スターリング・Ｋ・ブラウン、ダニエル・メイズ


マーク・バーネル作小説「堕天使の報復」の映画化。
飛行機事故で家族を亡くした女性がその真相を知り、復讐に立ち上がるアクションムービー。

アメリカでの評判も悪く、興行的にも大コケしたこともあり、想定通りのソフトスルー。

2017年作「アメリカン・アサシン」のイギリス＆女性版といった感じ。
B・ライブリーの華麗なアクションを期待していたが、設定上、そういう感じではなく期待はずれ。
アメリカで大コケしたのも、その辺りに理由があるのかも・・・

リズム・セクション [DVD]

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堕天使の報復 (二見文庫―ザ・ミステリ・コレクション)

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タグ：リズム・セクション

ザ・ファイブ・ブラッズ

Da 5 Bloods (2020年)
監督：スパイク・リー
出演：デルロイ・リンドー、ジョナサン・メジャース、ジャン・レノ、チャドウィック・ボーズマン

ベトナム戦争の戦友４人が、戦死した上官の遺骨と当時隠した金塊を探す為、ジャングルに舞い戻る。

率直に言うと、アメリカ人による無意識というか無感覚なアジア人蔑視映画。
制作陣はレスペクトしていますよいう風にはなっているが、至るところでその蔑視感情が隠せないという感じ。
未だにベトナムのジャングルに反政府ゲリラがいるのかどうかは知らないが、たぶん、ミャンマーと区別がついていないのだと思う。
映画の中で「ランボー2」を馬鹿にするセリフがあるが、脚本家は「ランボー４」の影響を受けているのだろう。

トランプ大統領の話が出てくるので、時代設定は2016年以降ということで、ベトナム戦争終結から40年以上経っているはずなのに、時折、挟まれる当時の回想シーンを60過ぎの俳優達がCGの修正もないまま演じており、予算が足りなかったのかと苦笑。

最近また、黒人差別が何かと問題になっているが、当の黒人の中にも差別的な人は当然いるわけで、本作の主役の一人もそういう人という設定なのだが、そのような不利益な現実をスパイク・リーの映画で見るとは思わなかった。

そして、本作も２時間３４分と無駄に長い。

タグ：ザ・ファイブ・ブラッズ

ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム

The Last Days of American Crime (2020年)
監督：オリヴィエ・メガトン
出演：エドガー・ラミレス、マイケル・カルメン・ピット、アンナ・ブリュースター、シャールト・コプリー


犯罪を抑制するシグナルが開発された近未来のアメリカで、実用化される前に造幣局強盗を目論むアウトロー達の命運を描くクライム・アクション。

犯罪を未然に防ぐ技術を題材にした2002年作「マイノリティ・リポート」の改訂版という感じで面白そうに思えたが、犯罪を抑制するシグナル云々という設定は背景に過ぎず、単なる強盗映画に留まっている。
それならそれでいいのだが、クライム・アクション映画としては、２時間半越えと冗長なので観続けるだけで疲れる。

NETFLIXのようなネット配信向けの作品は、上映回数を気にする必要がないせいか、無駄に長い作品があって困る。

タグ：ラストデイズ・オブ・アメリカン・クライム

マー －サイコパスの狂気の地下室－

Ma (2019年)
監督：テイト・テイラー
出演：オクタヴィア・スペンサー、ジュリエット・ルイス、ルーク・エヴァンス、アリソン・ジャネイ


高校生達に自宅の地下室を提供した孤独な女性の狂気を描くホラー。
アメリカでスマッシュとなった低予算ホラーだが、残念ながらソフトスルー。

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1917 命をかけた伝令

1917 (2019年)
監督：サム・メンデス
出演：ジョージ・マッケイ、ディーン＝チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ


1917年4月、第一次世界大戦の最中、前線の部隊へ作戦中止命令を伝える命を受けた２人の兵士を描く戦争ドラマ。

物語としては特にどうということはないのだが、伝令役の兵士をカメラが追い続けるという１カット式の映像が緊迫感、臨場感を盛り上げていて、見応えがあった。

１カットと長回しが同義語でないことを今更知った。
簡単に言うと、１カットとは編集技術で、長回しは撮影技法ということのようだ。

一般的に本作のような賞レースに参戦した作品の宣伝では、アカデミー賞最有力とか、何部門ノミネート、受賞といったことを殊更、強調するものだが、本作に限ってはそれがなく、１カット式の映像という技術面を前面にアピールしていた。結果的にアカデミー賞では、技術部門のみの受賞に終わり、正解と言えば正解なのだが・・・

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タグ：1917 命をかけた伝令

ザ・ピーナッツバター・ファルコン

The Peanut Butter Falcon (2019年)
監督：タイラー・ニルソン＆マイケル・シュワルツ
出演：ザック・ゴットセイゲン、シャイア・ラブーフ、ダコタ・ジョンソン、ジョン・ホークス


ダウン症の青年と問題を抱えた猟師が、成り行きで供に旅をするロードムービー。

王道的なロードムービーで楽しめる。
紅一点のD・ジョンソンも良い。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: Happinet
• 発売日: 2020/08/05
• メディア: Blu-ray

タグ：シャイア・ラブーフ ザ・ピーナッツバター・ファルコン