007 スカイフォール [タイトル：英数字]
Skyfall (2012年)
監督：サム・メンデス
出演：ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ
英国諜報員の世界を股にかけた活躍を描く老舗スパイアクションのシリーズ通算23作目。
かつてMに見捨てられた元諜報員とジェームズ・ボンドの戦いを描く。
D・クレイグ版ボンドはアクションは良かったものの、内容と演出が悪くいまひとつといったところだったが、今回は細部に甘さはあるものの、各所で007らしさが復活した内容は面白く、演出も上々で世界各地でヒットしているのも納得。
グラミー賞シンガー、アデルの歌う主題歌が2012年アカデミー賞歌曲賞受賞！
監督：サム・メンデス
出演：ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム、ジュディ・デンチ、ナオミ・ハリス、レイフ・ファインズ
英国諜報員の世界を股にかけた活躍を描く老舗スパイアクションのシリーズ通算23作目。
かつてMに見捨てられた元諜報員とジェームズ・ボンドの戦いを描く。
D・クレイグ版ボンドはアクションは良かったものの、内容と演出が悪くいまひとつといったところだったが、今回は細部に甘さはあるものの、各所で007らしさが復活した内容は面白く、演出も上々で世界各地でヒットしているのも納得。
- アーティスト: サントラ
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: CD
- アーティスト: アデル
- 出版社/メーカー: ホステス
- 発売日: 2012/11/21
- メディア: CD
グラミー賞シンガー、アデルの歌う主題歌が2012年アカデミー賞歌曲賞受賞！
タグ：007 スカイフォール
HICK ルリ13歳の旅 [タイトル：英数字]
Hick (2011年)
監督：デリック・マルティーニ
出演：クロエ・グレース・モレッツ、エディ・レッドメイン、ブレイク・ライヴリー、レイ・マッキノン
両親に捨てられた少女の旅立ちを描く苦い青春ドラマ。
序盤から中盤は、ロードムービー的展開で良かったが、終盤は変質者の話になってしまい、脇役の使い方もとってつけで良くない。
監督：デリック・マルティーニ
出演：クロエ・グレース・モレッツ、エディ・レッドメイン、ブレイク・ライヴリー、レイ・マッキノン
両親に捨てられた少女の旅立ちを描く苦い青春ドラマ。
序盤から中盤は、ロードムービー的展開で良かったが、終盤は変質者の話になってしまい、脇役の使い方もとってつけで良くない。
タグ：HICK ルリ13歳の旅
Ｊ・エドガー [タイトル：英数字]
J. Edgar (2011年)
監督：クリント・イーストウッド
出演：レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジュディ・デンチ
FBI初代長官として、約50年に渡り、君臨したJ・エドガー・フーバーの伝記映画。
アメリカの自由主義を脅かす外敵を排除すべく立ち上がった男が、次第に自身がその脅威となる様子が端的に描かれ、非常に興味深いものがる。
アメリカの近代史を語る上で欠かせない人物の歴史を2時間の枠で描くには尺が足りないというのが正直なところだろうが、映画を熟知したベテラン監督にはそんなことはなかったようだ。
犯罪捜査の近代化、組織化を実現した功績の裏では特権を傘に大統領でさえ恐れさせる強さと、内面の心情と外面の体裁に葛藤する弱さを兼ね揃えた複雑な人物を独特のタッチでわかり易く描き出している。
一方で、イーストウッド監督作品で、国内外で有名な実在の人物を演じるということで、完成前からオスカー獲得かなどと言われていたL・ディカプリオにとっては、50年を2時間で演じるというその尺のなさが不利になってしまったようで、賞レースからはほぼ圏外となってしまったが、数年前のH・ヒューズ役よりも役に近づいた感じで良かったと思う。
映画自体も上々の出来であることに間違いないが、主な賞レースからは相手にされなかったのは、ケネディ大統領やキング牧師のような聖人化されている人物の女性問題を織り交ぜるなど、ひとえにアメリカの理想ではないという理由ではないかと思う。
原作ではないようだが、内容的に近い。
同じシーンがあった。
C・ベイルが演じていたM・パーヴィスの早期退職は、フーバーの嫉妬が原因だったとは・・・
監督：クリント・イーストウッド
出演：レオナルド・ディカプリオ、ナオミ・ワッツ、アーミー・ハマー、ジュディ・デンチ
FBI初代長官として、約50年に渡り、君臨したJ・エドガー・フーバーの伝記映画。
アメリカの自由主義を脅かす外敵を排除すべく立ち上がった男が、次第に自身がその脅威となる様子が端的に描かれ、非常に興味深いものがる。
アメリカの近代史を語る上で欠かせない人物の歴史を2時間の枠で描くには尺が足りないというのが正直なところだろうが、映画を熟知したベテラン監督にはそんなことはなかったようだ。
犯罪捜査の近代化、組織化を実現した功績の裏では特権を傘に大統領でさえ恐れさせる強さと、内面の心情と外面の体裁に葛藤する弱さを兼ね揃えた複雑な人物を独特のタッチでわかり易く描き出している。
一方で、イーストウッド監督作品で、国内外で有名な実在の人物を演じるということで、完成前からオスカー獲得かなどと言われていたL・ディカプリオにとっては、50年を2時間で演じるというその尺のなさが不利になってしまったようで、賞レースからはほぼ圏外となってしまったが、数年前のH・ヒューズ役よりも役に近づいた感じで良かったと思う。
映画自体も上々の出来であることに間違いないが、主な賞レースからは相手にされなかったのは、ケネディ大統領やキング牧師のような聖人化されている人物の女性問題を織り交ぜるなど、ひとえにアメリカの理想ではないという理由ではないかと思う。
原作ではないようだが、内容的に近い。
- 作者: マルク デュガン
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/02
- メディア: 文庫
同じシーンがあった。
パブリック・エネミーズ 【Blu-ray ベスト・ライブラリー】
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- メディア: Blu-ray
タグ：Ｊ・エドガー
BUNRAKU [タイトル：英数字]
Bunraku (2010年)
監督：ガイ・モシェ
出演：ジョシュ・ハートネット、GACKT、ウディ・ハレルソン、デミ・ムーア、ロン・パールマン
銃のない社会で、力で町を支配する男に挑む２人の若者の物語。
古今東西の時代劇を融合して、「シン・シティ」風に仕上げましたという感じの作品。
観る前から変な映画であることは予想していたが、その変な感じが面白さに結びついておらず、笑いのないコント劇みたいな出来になっている。
最悪なのは、気取ったナレーションと説明過多なセリフが多いことで、脚本も兼ねる監督の自己満足ばかりがひしひしと伝わってくる。
監督：ガイ・モシェ
出演：ジョシュ・ハートネット、GACKT、ウディ・ハレルソン、デミ・ムーア、ロン・パールマン
銃のない社会で、力で町を支配する男に挑む２人の若者の物語。
古今東西の時代劇を融合して、「シン・シティ」風に仕上げましたという感じの作品。
観る前から変な映画であることは予想していたが、その変な感じが面白さに結びついておらず、笑いのないコント劇みたいな出来になっている。
最悪なのは、気取ったナレーションと説明過多なセリフが多いことで、脚本も兼ねる監督の自己満足ばかりがひしひしと伝わってくる。
BUNRAKU ブンラク【Blu-ray＆DVDコンボ豪華版】（3枚組）
- 出版社/メーカー: 松竹
- メディア: Blu-ray
タグ：BUNRAKU
SOMEWHERE [タイトル：英数字]
Somewhere (2010年)
監督：ソフィア・コッポラ
出演：スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング、クリス・ポンティアス
ふしだらな生活を送る映画俳優が日頃、疎遠の娘と過ごすことになるドラマ。
特にドラマチックな展開があるわけではなく、淡々とした描写が続くが、監督の自伝的要素が多分に含まれているということで、興味深いものがある。
また、本筋とは直接関係のない映画セレブの仕事や私生活の描写も面白いものがある。
監督：ソフィア・コッポラ
出演：スティーヴン・ドーフ、エル・ファニング、クリス・ポンティアス
ふしだらな生活を送る映画俳優が日頃、疎遠の娘と過ごすことになるドラマ。
特にドラマチックな展開があるわけではなく、淡々とした描写が続くが、監督の自伝的要素が多分に含まれているということで、興味深いものがある。
また、本筋とは直接関係のない映画セレブの仕事や私生活の描写も面白いものがある。
- 出版社/メーカー: TCエンタテインメント
- メディア: Blu-ray
タグ：Somewhere
50/50 フィフティ・フィフティ [タイトル：英数字]
50/50 (2011年)
監督：ジョナサン・レヴィン
出演：ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、アンジェリカ・ヒューストン
癌を宣告された27歳の青年が周囲の力を借りて病気と向き合う様子を描くドラマ。
脚本家の実体験が元になっているらしいが、あまり脚色していないのか、特に突飛というわけではない。
全体的な構成も、過酷な闘病生活というほどシリアスでもなく、開き直って笑い飛ばそうというほどコミカルでもなく、中途半端な感じが否めない。
監督：ジョナサン・レヴィン
出演：ジョセフ・ゴードン＝レヴィット、セス・ローゲン、アナ・ケンドリック、アンジェリカ・ヒューストン
癌を宣告された27歳の青年が周囲の力を借りて病気と向き合う様子を描くドラマ。
脚本家の実体験が元になっているらしいが、あまり脚色していないのか、特に突飛というわけではない。
全体的な構成も、過酷な闘病生活というほどシリアスでもなく、開き直って笑い飛ばそうというほどコミカルでもなく、中途半端な感じが否めない。
１９１１ [タイトル：英数字]
辛亥革命（2011年）
総監督：ジャッキー・チェン
監督：チャン・リー
出演：ジャッキー・チェン、リー・ビンビン、ウィンストン・チャオ、ジョアン・チェン
辛亥革命の過程を描く中華歴史劇。
J・チェンの映画出演100本記念作ということで、辛亥革命に孫文の右腕となって貢献した黄興という人物についての作品かと思っていたら、そうではなく、辛亥革命そのものを描く作品だった。
つまり、黄興を演じるJ・チェンは主役ではない。
となると、中国史には疎い上、関心も薄い身には少々、退屈な内容だった。
同じ人が孫文を演じている。
![孫文-100年先を見た男- [DVD]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51I-5w8DQtL._SL160_.jpg "孫文-100年先を見た男- [DVD]")
総監督：ジャッキー・チェン
監督：チャン・リー
出演：ジャッキー・チェン、リー・ビンビン、ウィンストン・チャオ、ジョアン・チェン
辛亥革命の過程を描く中華歴史劇。
J・チェンの映画出演100本記念作ということで、辛亥革命に孫文の右腕となって貢献した黄興という人物についての作品かと思っていたら、そうではなく、辛亥革命そのものを描く作品だった。
つまり、黄興を演じるJ・チェンは主役ではない。
となると、中国史には疎い上、関心も薄い身には少々、退屈な内容だった。
同じ人が孫文を演じている。
- 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
- メディア: DVD
タグ：１９１１
Ｘ-ＭＥＮ：ファースト・ジェネレーション [タイトル：英数字]
X-Men: First Class (2011年)
監督：マシュー・ヴォーン
出演：ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス
人気アメコミ映画シリーズの序章を描くSFアクション。
全米での興行成績が期待値より劣ってしまったという話を聞いていたので、観る前に多少の不安があったが、映画の開始早々にそんなものは払拭され、131分という長さを感じさせることなく、面白さが持続する快作であった。
おそらく、全米での伸び悩みは、字幕（ドイツ語やロシア語）の部分が少なくないという外面の問題からではないだろうか。
特殊能力を持つ者の葛藤という非現実が題材ながらも、実のところは、差別との戦いという現実の隠喩である点が本シリーズの面白さであり、TVシリーズ「ヒーローズ」を始め、多数の亜流品が製作される理由が改めてよくわかる。
そして、個々のミュータントが各々の能力を活かして共闘するところもシリーズの醍醐味であり、同シリーズのスピンオフ作品「ウルヴァリン：Ｘ-ＭＥＮ ＺＥＲＯ」がいまひとつだったのは、それが足りなかったからだと再確認。
「キック・アス」で観客のハートを掴んだM・ヴォーン監督は本作でその地位を確固たるものにしたと見える。
![ウルヴァリン:X-MEN ZERO クアドリロジー ブルーレイBOX〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51nlLKg0xOL._SL160_.jpg "ウルヴァリン:X-MEN ZERO クアドリロジー ブルーレイBOX〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [Blu-ray]")
本作にもウルヴァリンや大人のミスティ－クがチラッと登場して、シリーズの関連性が保たれているのだが、そんな中で一点気になるのが時系列の問題。
ジャニュアリー・ジョーンズ演じるエマ・フロストは「ウルヴァリン」にもチラッと登場するのだが、彼女だけを見ると「ウルヴァリン」→本作という流れだが、映画全体で見ると本作→「ウルヴァリン」の流れ。
そんな細かい点は気にしないというのが正しい見方なのだろうが、日本が舞台という噂の「ウルヴァリン２」が控えるだけにやはり気になる。
監督：マシュー・ヴォーン
出演：ジェームズ・マカヴォイ、マイケル・ファスベンダー、ケヴィン・ベーコン、ジェニファー・ローレンス
人気アメコミ映画シリーズの序章を描くSFアクション。
全米での興行成績が期待値より劣ってしまったという話を聞いていたので、観る前に多少の不安があったが、映画の開始早々にそんなものは払拭され、131分という長さを感じさせることなく、面白さが持続する快作であった。
おそらく、全米での伸び悩みは、字幕（ドイツ語やロシア語）の部分が少なくないという外面の問題からではないだろうか。
特殊能力を持つ者の葛藤という非現実が題材ながらも、実のところは、差別との戦いという現実の隠喩である点が本シリーズの面白さであり、TVシリーズ「ヒーローズ」を始め、多数の亜流品が製作される理由が改めてよくわかる。
そして、個々のミュータントが各々の能力を活かして共闘するところもシリーズの醍醐味であり、同シリーズのスピンオフ作品「ウルヴァリン：Ｘ-ＭＥＮ ＺＥＲＯ」がいまひとつだったのは、それが足りなかったからだと再確認。
「キック・アス」で観客のハートを掴んだM・ヴォーン監督は本作でその地位を確固たるものにしたと見える。
ウルヴァリン:X-MEN ZERO クアドリロジー ブルーレイBOX〔初回生産限定:デジタル・コピー付〕 [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- メディア: Blu-ray
本作にもウルヴァリンや大人のミスティ－クがチラッと登場して、シリーズの関連性が保たれているのだが、そんな中で一点気になるのが時系列の問題。
ジャニュアリー・ジョーンズ演じるエマ・フロストは「ウルヴァリン」にもチラッと登場するのだが、彼女だけを見ると「ウルヴァリン」→本作という流れだが、映画全体で見ると本作→「ウルヴァリン」の流れ。
そんな細かい点は気にしないというのが正しい見方なのだろうが、日本が舞台という噂の「ウルヴァリン２」が控えるだけにやはり気になる。
ＲＥＤ／レッド [タイトル：英数字]
Red (2010年)
監督：ロベルト・シュヴェンケ
出演：ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン
いぶし銀のベテラン俳優の奮闘に拍手！
とうに90歳を超えたA・ボーグナインに敬礼！
![RED／レッド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/511tsULzJoL._SL160_.jpg "RED／レッド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]")
監督：ロベルト・シュヴェンケ
出演：ブルース・ウィリス、モーガン・フリーマン、ジョン・マルコヴィッチ、ヘレン・ミレン
いぶし銀のベテラン俳優の奮闘に拍手！
とうに90歳を超えたA・ボーグナインに敬礼！
RED／レッド ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
- メディア: Blu-ray
タグ：ＲＥＤ／レッド
GAMER [タイトル：英数字]
Gamer (2009年)
監督：マーク・ネヴェルダイン＆ブライアン・テイラー
出演：ジェラルド・バトラー、マイケル・Ｃ・ホール、アンバー・ヴァレッタ、キーラ・セジウィック
仮想世界で生身の人間を操作できる近未来、陰謀により、死刑囚を操作する戦争ゲームの駒にされた男の戦いを描くSFアクション。
基本的に「デス・レース」「サロゲート」「バトルランナー」などの既存作をミックスしたような内容なので新味はない。
しかし、セカンドライフやSNS、ネットゲームなどの決して健康とは言えないトレンドを融合した設定が興味深く、いずれこんなことが可能になるかもしれないという説得力を感じさせるものが映像に込められている。
それだけに、つい見入ってしまう面白さがあるものの、肝心のゲームの仕組みがいまひとつ理解できないので、終盤の展開についていけなかったのが残念。
Ｇ・バトラー以外のキャストは、名前はすぐに思い出せないが顔に見覚えがある俳優ばかりという地味目に豪華なキャストが良い。人気TVシリーズ「ヒーローズ」では主役級だったあの人があんな役とは・・・まだまだ映画とTVの格差はあるなと再認識。
監督：マーク・ネヴェルダイン＆ブライアン・テイラー
出演：ジェラルド・バトラー、マイケル・Ｃ・ホール、アンバー・ヴァレッタ、キーラ・セジウィック
仮想世界で生身の人間を操作できる近未来、陰謀により、死刑囚を操作する戦争ゲームの駒にされた男の戦いを描くSFアクション。
基本的に「デス・レース」「サロゲート」「バトルランナー」などの既存作をミックスしたような内容なので新味はない。
しかし、セカンドライフやSNS、ネットゲームなどの決して健康とは言えないトレンドを融合した設定が興味深く、いずれこんなことが可能になるかもしれないという説得力を感じさせるものが映像に込められている。
それだけに、つい見入ってしまう面白さがあるものの、肝心のゲームの仕組みがいまひとつ理解できないので、終盤の展開についていけなかったのが残念。
Ｇ・バトラー以外のキャストは、名前はすぐに思い出せないが顔に見覚えがある俳優ばかりという地味目に豪華なキャストが良い。人気TVシリーズ「ヒーローズ」では主役級だったあの人があんな役とは・・・まだまだ映画とTVの格差はあるなと再認識。
