1917 命をかけた伝令

1917 (2019年)
監督：サム・メンデス
出演：ジョージ・マッケイ、ディーン＝チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ


1917年4月、第一次世界大戦の最中、前線の部隊へ作戦中止命令を伝える命を受けた２人の兵士を描く戦争ドラマ。

物語としては特にどうということはないのだが、伝令役の兵士をカメラが追い続けるという１カット式の映像が緊迫感、臨場感を盛り上げていて、見応えがあった。

１カットと長回しが同義語でないことを今更知った。
簡単に言うと、１カットとは編集技術で、長回しは撮影技法ということのようだ。

一般的に本作のような賞レースに参戦した作品の宣伝では、アカデミー賞最有力とか、何部門ノミネート、受賞といったことを殊更、強調するものだが、本作に限ってはそれがなく、１カット式の映像という技術面を前面にアピールしていた。結果的にアカデミー賞では、技術部門のみの受賞に終わり、正解と言えば正解なのだが・・・

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