ダブル・ミッション [タイトル:タ行]
The Spy Next Door (2010年)
監督:ブライアン・レヴァント
出演:ジャッキー・チェン、アンバー・ヴァレッタ、ジョージ・ロペス
アメリカでの任務を終えた中国人スパイが、恋人の子供たちのベビーシッターとなるファミリー・コメディ。
ヴィン・ディーゼル主演「キャプテン・ウルフ」と似たような内容で、アメリカの典型的ファミリー・コメディの要所を押さえて、少しジャッキー・アクションを加えたという感じの作品。
それ故に、それなりには楽しめるし、J・チェン全盛期の過去作品にオマージュを捧げるような作りがうれしいが、J・チェンでなければならないという意味合いは薄い。
もっとも、その点に関しては、他のJ・チェン主演のハリウッド作品のほとんどに言えることで、J・チェン自身が一番わかっていることだと思う。
J・チェンが年を取ったという点は否めないものの、そもそも俳優に危険なスタントはさせないハリウッドのシステムにおいて、本当のジャッキー映画は作れないのが現実で、ジャッキー映画恒例のNG集が、映画が苦手なJ・チェンのセリフ間違いばかりで構成されていることが、それを如実に表しているのは大いなる皮肉である。
監督:ブライアン・レヴァント
出演:ジャッキー・チェン、アンバー・ヴァレッタ、ジョージ・ロペス
アメリカでの任務を終えた中国人スパイが、恋人の子供たちのベビーシッターとなるファミリー・コメディ。
ヴィン・ディーゼル主演「キャプテン・ウルフ」と似たような内容で、アメリカの典型的ファミリー・コメディの要所を押さえて、少しジャッキー・アクションを加えたという感じの作品。
それ故に、それなりには楽しめるし、J・チェン全盛期の過去作品にオマージュを捧げるような作りがうれしいが、J・チェンでなければならないという意味合いは薄い。
もっとも、その点に関しては、他のJ・チェン主演のハリウッド作品のほとんどに言えることで、J・チェン自身が一番わかっていることだと思う。
J・チェンが年を取ったという点は否めないものの、そもそも俳優に危険なスタントはさせないハリウッドのシステムにおいて、本当のジャッキー映画は作れないのが現実で、ジャッキー映画恒例のNG集が、映画が苦手なJ・チェンのセリフ間違いばかりで構成されていることが、それを如実に表しているのは大いなる皮肉である。
ファンとしてはそこそこ楽しめたのですが、ファンが楽しむだけでいいのだろうか?という思いが残りました。
観た人みんなが楽しめるのがジャッキーの映画なのではないかと。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2010-07-03 12:16)
テンプラ・ソバ・ニーロさん、こんばんは。
ジャッキー映画も香港製とアメリカ製では似て非なるものという感じですね。
アジアの鷹シリーズの新作に期待します。
by hash (2010-07-04 01:02)
>アメリカの典型的ファミリー・コメディ
スパイなり、軍人が子供に振り回されるパターンは
ザロックさんとかシュワルツネッガーさんもありましたね。
by aneurysm (2010-07-04 17:43)
aneurysmさん、こんばんは。
子供が一番の強敵ということなんでしょうね。
興行的にも期待がもてますし。
by hash (2010-07-04 22:30)