コッポラの胡蝶の夢

Youth Without Youth (2007年)
監督：フランシス・フォード・コッポラ
出演：ティム・ロス、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ

落雷を受けたことで、身体が若返った上、特殊な能力を身に着けた老教授がたどる神秘的な人生を描いたドラマ。
「2010年に世界は核兵器で滅びる」とか、カルマや輪廻などと言った言葉が出てくることから、仏教やヒンズー教などの東洋的見地から、“核兵器開発のつけは人類が被ることになる”という趣旨の批判をしているのかなと思いつつも、映画全体から見ると、何を表現したいのか、よくわからない映画。
「ゴッド・ファーザー」の名匠の久しぶりの監督作は、キューブリック的と言うか、リンチ的というか、これまでとは、毛色の違う難解な作品で違和感を覚えた。

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コメント 4

確かによく分からない映画でした。
でも『ゴッドファーザー』『～ＰＡＲＴⅡ』を作り出してくれた事を考えると全て許せてしまいます。
by ちょいとおまえ (2009-11-21 21:02) 

ちょいとおまえさん、こんばんは。
原作そのものが難解のようですね。
確かにD・リンチ作品と違って、わからないからと言って腹が立たないのは、「ゴッドファーザー」があるからだと思います。＾＾
by hash (2009-11-21 22:18) 

内容は難解ですが、作り方は割合娯楽的という気が致しました。
コッポラ本人はゴダールを意識していたようですよ。
しかし、ゴダールは簡単なテーマを難しくて展開する名人（笑）ですから、寧ろ逆と思いますけど。

ところで、hashさんのブログ名の由来は、アメリカの電話番号からでしょうか？
by オカピー (2009-11-24 20:58) 

オカピーさん、こんばんは。
＞作り方は割合娯楽的
わからないけど、まぁいいかという感じでした、＾＾

＞アメリカの電話番号
そうです。それに多いという意味も込めて、「アメリカ映画ばかり」という感じです。＾＾
by hash (2009-11-24 21:51)