マンデラの名もなき看守 [タイトル:マ行]
Goodbye Bafana (2007年)
監督:ビレ・アウグスト
出演:ジェセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート、ダイアン・クルーガー
アパルトヘイト政策下の南アフリカで、20年以上に渡り、ネルソン・マンデラの担当だった看守の心情の変化を実話に基づいて描いたドラマ。
当初は、他の看守同様、マンデラを忌み嫌っていた看守グレゴリーだが、彼と接しているうちに、その真意を知り、友情を育むようになる。実話だけに、格別、劇的なエピソードがあるわけではないが、人種差別という愚かな政策、民族紛争という悲劇が、昔話ではないことを、改めて、実感させられる作品である。
「自由を奪う武力には、武力で立ち向かうしかない」というセリフから、南アフリカの例に限らず、支配する側も、される側も恐怖がその原動力となっているのがわかり、人間は弱い生き物であると教えられる。
アパルトヘイト後の南アフリカで、大統領となったマンデラ氏をモーガン・フリーマンが演じるクリント・イーストウッド監督作「Invictus」は2010年2月日本公開。
アパルトヘイト後の南アフリカで開かれた「民族和解委員会」を取り上げたTVムービー
監督:ビレ・アウグスト
出演:ジェセフ・ファインズ、デニス・ヘイスバート、ダイアン・クルーガー
アパルトヘイト政策下の南アフリカで、20年以上に渡り、ネルソン・マンデラの担当だった看守の心情の変化を実話に基づいて描いたドラマ。
当初は、他の看守同様、マンデラを忌み嫌っていた看守グレゴリーだが、彼と接しているうちに、その真意を知り、友情を育むようになる。実話だけに、格別、劇的なエピソードがあるわけではないが、人種差別という愚かな政策、民族紛争という悲劇が、昔話ではないことを、改めて、実感させられる作品である。
「自由を奪う武力には、武力で立ち向かうしかない」というセリフから、南アフリカの例に限らず、支配する側も、される側も恐怖がその原動力となっているのがわかり、人間は弱い生き物であると教えられる。
アパルトヘイト後の南アフリカで、大統領となったマンデラ氏をモーガン・フリーマンが演じるクリント・イーストウッド監督作「Invictus」は2010年2月日本公開。
アパルトヘイト後の南アフリカで開かれた「民族和解委員会」を取り上げたTVムービー
家族をお話の展開における触媒にした作劇はなかなか味わい深いものがありました。
その一方で、マンデラ氏が存命中につき、シビアな部分に関しては遠慮したのではないかと想像される部分もありますね。
by オカピー (2009-11-24 20:40)
オカピーさん、こんばんは。
ネルソン・マンデラを描いた映画は意外に少ないです。
やがり、映画になるのは死後ということになんでしょうね。
by hash (2009-11-24 21:39)
こんにちは^^
実話の映画化ってすごく説得力があります。
しかし、実話だけに色々と難しい部分もあるんですね。
上↑のオカピーさんのコメントを拝見して思いました^^
by てくてく (2010-03-30 11:23)
てくてくさん、こんばんは。
そうですね。
偉大とは言え、人間ですから、負の部分もあるかと思いますが、当人が存命中は割愛せざるを得ないのでしょう。
by hash (2010-03-30 21:22)