最高の人生の見つけ方

The Bucket List (2007年)
監督：ロブ・ライナー
出演：ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ

同じ病室に入院した末期ガンの２人の老人の交流をコミカルに描いたヒューマン・ドラマ
一代で１０億ドルもの財産を築いたが、４度も離婚し、家庭とは縁のないエドワードと、学生時代に出会った女性と結婚し、３人の子供を育てた修理工のカーター、全く対照的な２人は、バケットリスト（死ぬ前にやっておきたいこと）を実行する為の旅に出る。
家庭の為に自分を犠牲にしてきたカーターは、家族と離れて過ごすことで、自分の選択は間違っていなかったと再認識し、人間関係には希薄だったエドワードは、カーターと旅することで、人生最良の一時を味わうことになる。
人生の締めくくりは、こうありたいと思わせ、とても羨ましく感じる。
エドワードがリストに書いた「世界一の美女とキスをする」は予想外の感動を呼び、カーターの「死ぬほど笑う」では、いっしょになって大笑いさせてもらった。
そして、吹雪により断念せさるを得なかったヒマラヤ登頂のエピソードに大いなる貢献をしたトーマス（S・ヘイズ）の存在が映画全体にも大きな貢献をしている。
死期の迫った老人の物語を、死別というネガティブな面ではなく、人生を全うしたというポジティブな形で描くストーリーがより大きな感動を生んでおり、２大オスカー俳優の余裕を感じさせる演技がそれを後押ししているように思う。

コメント 14

こんにちは～＾＾
泣かそう、泣かそう、として無い所が良かった。
結構サラッとしてるけど
逆にそれが感動を呼びました。
「世界一の美女とキスする」のエピソードは良かったですね！
by てくてく (2009-06-05 17:11) 

とても良い映画でした＾＾
世界一の美女・・・・ホント美女でした！！（；▽；
違う形で望みがかなうのが素敵でした。
笑ったのは・・猫コーヒーでしたっけ？？＾＾
二人がカラっとしてて良いコンビでしたね＾＾秘書君もとても良かったです。

by duke (2009-06-05 18:50) 

てくてくさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
死を目前にしながらも、前向きな姿勢が素敵でしたね。
感動を押し付けない作り方が良かったです。
by hash (2009-06-05 22:36) 

dukeさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
後半はいい意味で予想を裏切ってくれて良かったです。
＞猫コーヒー
niceな言い回しです。＾＾
コピ・ルアクはどんな香りと味なのでしょう・・・
by hash (2009-06-05 22:41) 

これは1年ほど前に機内放映されていたので、つい2回ほど観てしまいました。
ジャック・ニコルソンの映画としては、恋愛小説家以来の久しぶりにいい映画だなと思いました。

by u4 (2009-06-06 01:13) 

いい話そうなので避けてたんですが、
感動を無理強いしない作品みたいですね。
観てみたくなりました。
世界一の美女とキス…気になります。
by CORO (2009-06-06 20:40) 

u4さん、こんばんは。
J・ニコルソンは「恋愛小説家」以降、貫禄から余裕の演技に変わったような感じで親しみが沸いてきました。

by hash (2009-06-07 00:22) 

COROさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
いい話ですが、感動押し売り系ではないので、機会があればご覧下さい。
by hash (2009-06-07 00:30) 

全く異論ありません。
ナイスが１２もあるのが頷けます（羨ましい）。

僕は「シャイニング」以来ニコルソン嫌いを公言していますが、今回は力が抜けなかなか良いです。
一番好きなニコちゃんは「チャイナタウン」の私立探偵。断然しびれました。
by オカピー (2009-06-07 02:44) 

オカピーさん、こんばんは。
コメント＆TBありがとうございます。
＞ナイスが１２
私もびっくりしています。＾＾
＞ニコちゃん
最近は、ニコちゃんという感じになってきましたね。
by hash (2009-06-08 00:42) 

こんにちは。
私もこれ大好きです。モーガン・フリーマンの「笑いを堪えていたがガマンしきれずに噴出してしまう」笑い方、最高ですね。「世界一の美女～」のくだりは泣けました。
by Yakoha (2009-06-08 23:36) 

Yakohaさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
笑いと感動のバランスの取れたいい作品でしたね。
by hash (2009-06-09 00:22) 

(^_^)ノ　これは本当に素敵な映画でしたね～
ラストの雪山のシーンでは思わずホロリときましたが、秘書さんが儲け役でしたね？（笑）
by Labyrinth (2009-06-10 18:14) 

Labyrinthさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
人の死を描いているにも関わらず、観終わった後に、清々しさのようなものが残りました。
賞を獲ってもいいと思う位のいい映画でした。

by hash (2009-06-11 00:06)