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プロヴァンスの贈りもの [タイトル:ハ行]

A Good Year (2006年)
監督:リドリー・スコット
出演:ラッセル・クロウ、マリオン・コティヤール、アルバート・フィニー、アビー・コニッシュ
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遺産相続で得たプロヴァンスのシャトーを売却しようと久しぶりに訪れた亡き叔父の家に、しばらく滞在することになったロンドンのマネートレーダーが、現地での交流を通して、叔父と共に夏休みを過ごした少年時代を思い出し、人生を再考する物語。
前半は、イギリス人とフランス人の気質の違いを笑いにしたり、「Mr.ビーン」かと思わせるようなコミカルなシーンも取り入れ、笑わせてくれる。
後半は、現地で出合った美人との恋を中心に、主人公が心変わりしていく様子をオーソドックスに描いて、楽しませてくれる。
非常にありがちな内容ながらも、南仏プロヴァンスの美しい風景や、ウィットに富んだセリフの数々、優しい登場人物と見ていて気持ちがすがすがしくなる作品になっている。
原作者ピーター・メイルが監督の友人とは言え、骨太で男臭い映画を作るイメージのR・スコット&R・クロウのコンビで、このような軽妙な作品を見せてもらえるとは思ってもみなかっただけに、うれしい誤算という感じで気分もいい。
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コメント 11

コッスン

車のシーンは、印象的ですね。

by コッスン (2009-01-27 23:07) 

hash

コッスンさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
あの車がいい味を出していましたね。
by hash (2009-01-28 00:37) 

hash

xml_xslさん、こんばんは。
nice! ありがとうございました。
by hash (2009-01-28 00:37) 

てくてく

確かにリドリー・スコット監督作だ、と
言われなければ分からないかもしれない感じの作品ですよね。
ラッセル・クロウの役柄もちょっと珍しい気がしました^^
by てくてく (2009-01-28 08:52) 

hash

てくてくさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございました。
R・クロウらしからぬ役柄でしたが、違和感なく観れたので、演技力のある人なのだと再認識しました。
R・スコットの演出もベテラン監督らしさを感じました。
by hash (2009-01-29 00:33) 

オカピー

TB&コメント有難うございました。
現在TB返しが反映されているかどうか判然としません(件数が2なのに1しか表示されていない)が、後で確認しにまいります。

全く仰る通りの作品で、言い足すこともありません。
カメラ・アングルにややリドリー・スコットらしさが見えるかなという瞬間が幾つかあった気がするくらいです。

野球用語で表現すれば、ショートの頭を超えた打球がゴロで左中間を抜き、二塁打になったという感じ、かな。(笑)
by オカピー (2009-02-01 00:25) 

hash

オカピーさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
TBなどはオンタイムで反映されないようです。
もっと大真面目な話かと思っていましたが、いい意味で期待を裏切られました。
by hash (2009-02-01 01:26) 

duke

これ。見ました。普通に面白かったです^^
by duke (2009-02-01 01:33) 

hash

dukeさん、こんにちは。
nice!&コメントありがとうございます。
軽妙なタッチがよかったですね。
by hash (2009-02-01 10:57) 

ひろくん

いい映画でしたね。
「ウィットに富んだ」ってこういうのを言うんでしょうね。
空港のPのシーンでは「ん?コメディータッチか?」と思い、
デュフロとのテニスのシーンは良かったです。
ヘンリー叔父さんの言葉も沁みたぁ~♪

コアな部分ですが、ああいうエンドロール好きです。
by ひろくん (2009-02-06 23:50) 

hash

ひろくんさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
車やテニスのシーンなど、コミカルさの中に人の良さが滲み出ていて良かったですね。

by hash (2009-02-07 19:30) 

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