ボビー [タイトル:ハ行]
Bobby (2006年)
監督:エミリオ・エステヴェス
出演:アシュトン・カッチャー、アンソニー・ホプキンス、イライジャ・ウッド、ウィリアム・H・メイシー、
クリスチャン・スレーター、シャイア・ラブーフ、シャロン・ストーン、デミ・ムーア、ヘザー・グラハム、
フレディ・ロドリゲス、ヘレン・ハント、マーティン・シーン、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、
リンジー・ローハン、ローレンス・フィッシュバーン
ロバート・F・ケネディが暗殺された1968年6月5日、ロサンゼルスのアンバサダーホテルに居合わせた22人の人間模様を描く群像劇。
元々、E・エステヴェスは俳優としてよりも監督としての評価の方が高かったので、今更驚くことではないのだろうが、これだけ有名な俳優を揃え、22人もの登場人物をさばいた演出の手腕はたいしたものだと思う。
暗殺が生まれる前の出来事で、ケネディ一族には何ら親しみも持っていないだけに、戦争や人種差別、麻薬、不倫と40年前と何ら変わりない現代を憂い、ボビーが生きていれば、世の中は変わっていたかもと思わせるような内容に、共感を覚えるようなことはないものの、豪華な俳優陣の放つセリフや挿入されたロバート・ケネディの演説には重みを感じ、何かが心に残る。
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