16ブロック

16 Blocks (2006年)
監督：リチャード・ドナー
出演：ブルース・ウィリス、モス・デフ、デヴィッド・モース

「ダイ・ハード」X「リーサル・ウエポン」と言われると、ド派手なアクション映画を想像するが、主演と監督が同じなだけで、実際は地味なアクション映画。
アル中の警官が囚人の護送をすることになるが、その囚人が悪徳警官の悪事を暴く証人だったことから、命を狙われ窮地に陥り、悪戦苦闘するというプロットは、1977年の「ガントレット」と同じ。
主人公が乗っ取ったバスが一斉射撃を食らうという名シーンもあるので、「ガントレット」のリメイクと言ってもいいだろう。
というわけで、それなりには面白いけど、新鮮味は感じない作品。
B・ウィリスは「ダイ・ハード」のジョン・マクレーンのイメージが強すぎるので、刑事役はやらないほうがいいと思う。