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ウィンターズ・ボーン [タイトル:ア行]

Winter's Bone (2010年)
監督:デブラ・グラニック
出演:ジェニファー・ローレンス、ジョン・ホークス、ギャレット・ディラハント
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家族と家を守るため、行方知れずの父を探すことになった17歳の少女の物語。
2010年オスカー候補作中、最後の日本公開となった作品。

オスカーは逃したものの、サンダンス映画祭を筆頭に米国各地の映画祭で幾多の賞を受賞した作品だけあって、派手さは無いが、非常に丁寧な作りで、その内容は驚愕と言う一言に尽きる。

舞台となるアメリカ中西部の山間の村は、18世紀か第三世界かと見紛うくらいで、現代の先進国とは思えない孤立感が漂う。
まだ、あどけなさの残るヒロインがシビアな現実に一歩も引くことなく立ち向かう様には思わず息が詰まる。
そして、ささやかなハッピーエンドに緊張が解け、安堵する。
明と暗、陰と陽、その絶妙なバランスが強く印象に残る。


ウィンターズ・ボーン

ウィンターズ・ボーン

  • 作者: ダニエル・ウッドレル
  • 出版社/メーカー: ACクリエイト
  • 発売日: 2011/10/22
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)







ウィンターズ・ボーン スペシャル・エディション [Blu-ray]

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  • 出版社/メーカー: Happinet(SB)(D)
  • メディア: Blu-ray



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