ミッドナイト・ミート・トレイン

The Midnight Meat Train (2008年)
監督：北村龍平
出演：ブラッドリー・クーパー、レスリー・ビブ、ブルック・シールズ、ヴィニー・ジョーンズ

NYの売れない写真家が深夜の地下鉄に出没する殺人鬼を追うホラー映画。

最後の最後で謎が明かされるまでは、なかなか怖面白かったが、あの最後のくだりは「なんだそりゃ」という感じで興ざめし、原作通りなのだろうが、賛否が分かれるような気がする。
また、それ以前の問題として、全体的にテンポが悪いのが頂けない。
今回鑑賞したWOWOW版は104分（DVDは100分らしい）もあり、各シーンで日本人好みの間があり、日本人監督がハリウッド映画を日本人仕様で作りましたといったところ。
アメリカで限定公開しかされなかった理由もその辺にあるのではないだろうか。
アメリカ人が監督していたら、その間を削り、B・シールズの出演シーンは全カットで90分程度に収めていたであろう。ホラー映画にドラマ的要素は不要なので、それで充分である。

B・シールズファンの監督が出演オファーを出したら、「出てもいいけど血糊は嫌よ」と言われる場面が目に浮かぶ・・・

ミッドナイト・ミート・トレイン　アンレイテッド・エディション [DVD]

• 出版社/メーカー: 角川映画
• メディア: DVD

ミッドナイト・ミートトレイン 真夜中の人肉列車 血の本(1) (血の本) (集英社文庫)

• 作者: クライヴ・バーカー
• 出版社/メーカー: 集英社
• 発売日: 1987/01/20
• メディア: 文庫

タグ：ミッドナイト・ミート・トレイン

コメント 4

この作品、私はマホガニー君vs主人公車内対決のシーンで、
カメラがぐるりと360度回転するシーンが好きです。
（特に窓から飛び出て車外から映すシーンが・・・）

Bシールズのドラマ的要素、全く覚えてませんｗ

車掌さんとも戦ってほしかったのに、あのラスト・・・。
まぁ、ホラーファンとしては・・・アレはアレで・・・まぁ＾＾；
by もももんがが (2011-09-16 10:36) 

もももんががさん、こんばんは。
間がじれったく思うほど、マホガニー君の目的が気になって仕方なかったのですが、あのラストですっかり、拍子抜けしてしまいました。
あんな結末なら、尚更、Bシールズは不要だったと思います。
by hash (2011-09-17 00:04) 

原作は読みましたが
”あれ？こんな話だっけ？”という感じでした。

私もあのラストは・・・・（＾＾；

by aneurysm (2011-09-17 20:45) 

aneurysmさん、こんばんは。
あのラストは原作通りではないのですか？
だとしたら、ひどい改変ですね。
だから、アメリカで日の目を見なかったのかもしれません。
by hash (2011-09-18 00:36)