モナリザ・スマイル：Movies 1-800：SSブログ

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モナリザ・スマイル　[タイトル：マ行] [編集]

Mona Lisa Smile (2003年)
監督：マイク・ニューウェル
出演：ジュリア・ロバーツ、キルスティン・ダンスト、ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホール

1953年、東部の保守的な女子大に赴任した進歩的な女性教師の姿を描いたドラマ。
女性は結婚し、家庭に守るのが務めと考えられていた時代、教科書に書いてあることこそが正しいと信じる生徒達に、カリフォルニアからやって来た新任教師キャサリンは、自分で考えること、そして、自立することを訴える。
それまで保守的であることに何の違和感も抱いていなかった生徒達は、戸惑いを覚え、真っ向から刃向かう者も現われる。
教師の教えが正しいと言っているわけではなく、信念を曲げることのない彼女が、決して幸せな人生を送っているわけでもない。また、生徒の1人は、結婚し家庭を築くことも選択の一つだと考える。
４人の生徒のそれぞれの姿を通して、人生とは他人の敷いたレールの上を歩むことではなく、自分で選択することであると映画は訴えかける。
アメリカの学園ものを見ていると、「選択」という言葉をよく耳にするが、とても重要なことだと思われ、日本の教育に欠けているものの一つだと思う。