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ターミナル [タイトル:タ行]

The Terminal (2004年)
監督:スティーブン・スピルバーグ
出演:トム・ハンクス、キャサリン・ゼタ・ジョーンズ、スタンリー・トゥッチ
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ある目的の為、アメリカにやって来たものの、祖国がクーデターにより無政府状態となった為、出入国の許可が下りず、NYの空港で足止めされることになった男の姿をコミカルに描いたドラマ。
税関職員とのやりとり、空港で働く人々との交流、フライトアテンダントとの恋など、空港内で繰り広げられるエピソードはどれも面白く、T・ハンクスの好演もあり、コメディとして存分に楽しめる。
そんな中、恋物語が成就しないのは外国人という役柄の設定上、仕方ないと思うものの、相手の女性が不倫男の元に戻るというのはスピルバーグらしくないように思えた。
そんな細かい事は置いておいて、9.11以降、外国人の入国に厳しくなったアメリカの象徴とも言えるNYの大空港を舞台に、優しさに満ちた物語を奏でることで、アメリカは本来、移民の国であり、出入りの自由が保障されるべきであるというメッセージをさりげなく盛り込んでおり、心が温まる。


ターミナル DTSスペシャル・エディション (2枚組) [DVD]

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  • 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
  • メディア: DVD



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コメント 4

u4

どう見ても米国人的なトム・ハンクスが異質な一方、キャサリン・ゼタ・ジョーンズのアラフォーフライトアテンダントの存在感がなかなかよい映画ですね。

by u4 (2009-10-17 18:10) 

hash

u4さん、こんばんは。
C・Z・ジョーンズは映えますね。
T・ハンクスはコメディ・センスが活かされていたと思います。
by hash (2009-10-17 22:28) 

おぉ!次郎

 1年近く前にテレビ放送を録画観賞しました。シチュエーションが限定された設定の映画が好きなので、楽しめました。

http://ohjiro.blog.so-net.ne.jp/2009-01-10
by おぉ!次郎 (2009-10-28 17:33) 

hash

おぉ!次郎さん、こんばんは。
映画の設定とT・ハンクスらしさがマッチしていて、楽しめました。
by hash (2009-10-28 23:06) 

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