キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~ [タイトル:カ行]
Cadillac Records (2008年)
監督:ダーネル・マーティン
出演:エイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、コロンバス・ショート、ビヨンセ・ノウルズ
50年代に黒人音楽を世に送り出した「チェス・レコード」の盛衰を実話に基づいて描いたドラマ。
マディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、エタ・ジェイムス etc...正直な所、登場する実在の歌手については、何も知らなかったのだが、それぞれの歌には身体を震わせるような力強さがあり、改めて、音楽の力を感じさせられた。
まだ、差別が当たり前だった時代に、その歌声で人種の壁を取り払い、アメリカだけに止まらず、世界を酔わせた者たちだが、皆、育ってきた環境の悪さが災いし、それぞれが、酒、女、ドラッグに溺れて、人生の一部を棒に振ってしまう中、オーナーが成功の証として買い与えたキャデラックに目もくれなかったウルフが、一番、全うな人生を歩んでいたのが印象に残る。
それにしても、歌手が本業のビヨンセは別格として、その他のキャストが皆、歌が上手いのには感心する。
監督:ダーネル・マーティン
出演:エイドリアン・ブロディ、ジェフリー・ライト、コロンバス・ショート、ビヨンセ・ノウルズ
50年代に黒人音楽を世に送り出した「チェス・レコード」の盛衰を実話に基づいて描いたドラマ。
マディ・ウォーターズ、リトル・ウォルター、ハウリン・ウルフ、エタ・ジェイムス etc...正直な所、登場する実在の歌手については、何も知らなかったのだが、それぞれの歌には身体を震わせるような力強さがあり、改めて、音楽の力を感じさせられた。
まだ、差別が当たり前だった時代に、その歌声で人種の壁を取り払い、アメリカだけに止まらず、世界を酔わせた者たちだが、皆、育ってきた環境の悪さが災いし、それぞれが、酒、女、ドラッグに溺れて、人生の一部を棒に振ってしまう中、オーナーが成功の証として買い与えたキャデラックに目もくれなかったウルフが、一番、全うな人生を歩んでいたのが印象に残る。
それにしても、歌手が本業のビヨンセは別格として、その他のキャストが皆、歌が上手いのには感心する。
キャデラック・レコード~音楽でアメリカを変えた人々の物語 デラックス・エディション
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: SMJ
- 発売日: 2009/07/22
- メディア: CD
正直なところ名前だけ聞いたことがあるって人たちのドラマでした。アメリカの音楽史が分かるだけでなく、音楽自体の素晴らしさが際立った映画でした。
今年になって初めてサントラCDを買いました。
by 丹下段平 (2009-09-27 02:41)
マディ・ウォーターズは伝説の人なので、名前だけは知っていましたが、本作で狂言回しの重要な役どころでしたね。King of Rock'n Rollチャック・ベリーは、さすがにロック好きとしては知っていました。○行野郎で懲役は知りませんでしたけど。
以外にドラマティックでなく地味な映画でしたが、ブルース(ロック)・ヒストリーとして興味深い作品でした。スタッフの音楽への愛を感じます。
エイドリアン・ブロディは、はまり役でしたね。
by バラサ☆バラサ (2009-09-27 04:23)
キャデラック•レコード?そんなレーベルあったかなと思いながら観ていると、なるほど、ウームと納得です。
歌姫ビヨンセには、ただ圧倒されました。モス・デフのチャック・ベリーの知られざる一面にはこれまた驚きです。
ちょっとドキュメント風でしたが、音楽はなかなか濃厚でした。たっぷり音楽を楽しんだ想いです。サントラほしいですね。
by keyakiya (2009-09-27 07:11)
チャックベリーがとても気になります。
by duke (2009-09-27 16:07)
丹下段平さん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
素晴らしい歌手と楽曲、そして音楽史といろいろ知ることができて良かったです。
私もサントラが欲しくなりました。
by hash (2009-09-28 00:44)
バラサ☆バラサさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
偉大な歌手達の影の部分も描いているところは凄いですね。
何かにつけて興味深い内容でした。
by hash (2009-09-28 00:47)
こんばんは。
世界を変える?と思いつつ観ていたのですけど、本当に世界を変えてしまうほど
音楽の力は凄いのだなあとしみじみ感じる作品でした。
何と言っても音楽が素晴らしかったですね~
サントラを買おうか悩み中です(^^ゞ
by non_0101 (2009-09-28 00:56)
keyakiyaさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
音楽の素晴らしさを実感できる映画でしたね。
また、音楽史も勉強できて、面白かったです。
by hash (2009-09-28 00:58)
dukeさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
チャック・ベリーも含め、実在の歌手達の表裏が描かれており、興味深い内容の映画でした。
機会があれば、ご覧ください。
by hash (2009-09-28 01:03)
non_0101さん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
音楽の持つ力を感じさせる映画でしたね。
自ら吹き替えて歌ったというキャストが素晴らしかったです。
by hash (2009-09-28 01:12)
とてもいい映画のようですね。観ようか迷っていたら公開がそろそろ終わりになりそうです。どうしよう。
『パイレーツ・ロック』は観たいので、その前にこの映画を観ておいた方がロック史を少しは理解できる気もしますし。
by ちょいとおまえ (2009-09-28 06:00)
ちょいとおまえさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
ロック史という点も含め、なかな興味深い内容で楽しめました。
機会があれば、ご覧になってみてください。
by hash (2009-09-29 00:15)
観てきました。
チェスレコードを語る上では外せないエピソードが多過ぎたのか、それを詰め込んだが故に映画としては散漫な印象を受けました。
邦題の「音楽でアメリカを変えた人々」は確かにその通りだなぁと思います。出演者の歌の上手さがそれに説得力を与えていました。
by ちょいとおまえ (2009-10-03 22:56)
ちょいとおまえさん、こんばんは。
>散漫な印象
登場人物の1人だけについて描いても、1本映画が作れそうですね。
>出演者
歌だけでなく、演奏も実際にしていたそうですね。
by hash (2009-10-04 00:44)