かけひきは、恋のはじまり [タイトル:カ行]
Leatherheads (2008年)
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー、ジョン・クラシンスキー
古き良き時代のアメリカを愛して病まないG・クルーニーが1920年代を舞台に自らメガホンを取った意欲作で、プロフットボール・リーグ創成期、それぞれの思惑を抱えた男女の姿をコミカルに描く。
往年のスクリューボール・コメディのごとく、ウィットに富んだ会話が楽しく、バイクや車、衣装などの古風なスタイルも見ているだけで楽しい。
だがストーリーの方はイマイチで、全体的に散漫に感じる。邦題や日本版のポスターを見る限りはロマンチックコメディだが、原題やアメリカ版のポスターを見る限りはスポーツ・コメディを連想させることからもわかるように、どっちに重点を置いているのかよくわからずな中途半端な印象が否めない。
いずれにせよコメディなのだが、戦争のエピソードが「父親たちの星条旗」を思わせるような妙にシリアスな面を含んでいて、水を差される感じ。
さらに付け加えるなら、G・クルーニーのオーバーな演技もどうかと思われ、R・ゼルウィガーがいつもながらに愛嬌たっぷりの好演を見せているだけに、G・クルーニーは監督に専念し、もう少し若い俳優が主役を務めた方が良かったのではないだろうか。
監督:ジョージ・クルーニー
出演:ジョージ・クルーニー、レニー・ゼルウィガー、ジョン・クラシンスキー
古き良き時代のアメリカを愛して病まないG・クルーニーが1920年代を舞台に自らメガホンを取った意欲作で、プロフットボール・リーグ創成期、それぞれの思惑を抱えた男女の姿をコミカルに描く。
往年のスクリューボール・コメディのごとく、ウィットに富んだ会話が楽しく、バイクや車、衣装などの古風なスタイルも見ているだけで楽しい。
だがストーリーの方はイマイチで、全体的に散漫に感じる。邦題や日本版のポスターを見る限りはロマンチックコメディだが、原題やアメリカ版のポスターを見る限りはスポーツ・コメディを連想させることからもわかるように、どっちに重点を置いているのかよくわからずな中途半端な印象が否めない。
いずれにせよコメディなのだが、戦争のエピソードが「父親たちの星条旗」を思わせるような妙にシリアスな面を含んでいて、水を差される感じ。
さらに付け加えるなら、G・クルーニーのオーバーな演技もどうかと思われ、R・ゼルウィガーがいつもながらに愛嬌たっぷりの好演を見せているだけに、G・クルーニーは監督に専念し、もう少し若い俳優が主役を務めた方が良かったのではないだろうか。
最後の文章に苦笑してしまいました!^^
by duke (2008-11-24 15:11)
xml_xslさん、こんばんは。
nice! ありがとうございます。
by hash (2008-11-24 21:38)
dukeさん、こんばんは。
nice! &コメントありがとうございます。
G・クルーニーの姿勢は買いますが、友人のブラッド・ピット辺りが主役の方が面白かったようにも思えます。
by hash (2008-11-24 21:41)
こんばんは。
アメリカ版のポスターイイですよねぇ。
by ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンド (2008-12-05 18:46)
ヂュヌヴィエーヴ・F・ビヂョンドさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
私もアメリカ版の方がいいと思いますが、日本での客の入りが見込めないような気がします。^^
by hash (2008-12-06 00:21)
トラコメ有難うございました。
大体同じ意見ですが、敢えて弁護すれば、ジョージ・クルーニーは結構古い映画が好きで(推測)、30~40年代全盛だったスクリューボール・コメディーを再現して見せたのでしょう。
女流記者はいかにもそれらしい設定ですし、クルーニーは容貌的に通じるものがあるケイリー・グラント辺りを意識しているような気がします。
パロディー映画と同じで、こういうのは元ネタを知らないと全く評価にはかかわって来ないんですけどね。
もう少しアメ・フト場面を紹介して貰いたかったのが正直なところ。
by オカピー (2009-10-10 10:19)
オカピーさん、こんばんは。
>結構古い映画が好きで(推測)、
時代そのものが好きなんでしょうね。
アメフト創成期と三角関係だけにした方が面白かったと思いますが、G・クルーニーの社会派な一面が災いしたように思います。
by hash (2009-10-10 21:04)