デジャブ

Deja Vu (2006年)
監督：トニー・スコット
出演：デンゼル・ワシントン、ポーラ・パットン、ジム・カヴィーゼル

ニューオリンズを舞台に、４日と６時間前を再現する装置を使って、フェリー爆破事件を捜査するATF捜査官を描くサスペンス・アクション。
ロンドンは爆破テロ事件以降、街中が監視カメラだらけになったことからも、より大きな被害を受けたアメリカがもっと高度な監視システムを構築しているのではないかと想像できることもあり、タイムマシン云々は別にして、タイム・ウィンドウという装置には興味をかき立てられ、序盤から映画の世界に没頭させられる。中盤以降はゴーグルという装置を駆使したカーアクションなどを交え、終盤まで一気に展開し、２時間を越える長さを感じることなく結末を迎える。
結局、人間がタイムマシンで過去に戻り、未来を変えるというのは、ありきたりのような気もするが、充分に楽しめる作品だった。
また、犯人は弁護士が擁護してくれるが、被害者は誰も守ってくれないと感じさせる事件が最近多いので、事件が起きた後に犯人を逮捕するだけでなく、事件そのものを未然に防ぐのも捜査官の仕事だというメッセージを含んでいる点も、この映画のいいところだと思う。

コメント 2

前にＤＶＤで鑑賞したのですが、
“え、なになに、どういう事～”と巻き戻しながら観ました＾＾
（もし劇場だったら１度では理解できないかもーな私）

サイドバーの「ランボー」ですが、凄まじそうですね。
去年「ロッキー・ザ・ファイナル」では思わず感動して泣けました。
←こちら怖そうだけど、きっと観に行くだろうな～＾＾；
by てくてく (2008-05-03 07:43) 

てくてくさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
タイム・ウインドウとやらの仕組みはよくわかりませんが、とにかく過去には行けるタイム･マシンだったのですね。

今更、「ロッキー」はないだろと思い、観に行かなかったのですが、好評だったようで、少し後悔したので、「ランボー」は観に行きます。
by hash (2008-05-04 20:39)