チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室

Charlie Bartlett (2007年)
監督：ジョン・ポール
出演：アントン・イェルチン、カット・デニングス、ホープ・デイヴィス、ロバート・ダウニー・Ｊｒ

私立を退学になり公立に転校してきたおぼっちゃま高校生の姿を描く青春映画。
転校初日にいじめっ子に殴られたチャーリーは、自分に処方された精神安定剤を校内で販売し、その利益を分け合うことでいじめっ子を味方につける。調子に乗ってお悩み相談も始めたことで、学園の人気者にあるが・・・
こんな感じで始まるので、ハチャメチャな青春コメディかと思っていたら、後半はしんみりとした展開になり、「子供も大人と同じように悩んでいるのだ」と訴えかける。
結局は、よくあるありきたりの青春ドラマなのだが、最近は年をとったせいか、青春映画を観ると、内容の如何を問わず、「青春っていいなぁ」と思ってしまう。

それにしても、フィクションとは言え、未成年の頃から簡単に精神安定剤が手に入る光景を見せられると、次々と若手俳優が薬の過剰摂取や誤飲で死んでいく現実も理解できる気がする。
やはり、裕福なアメリカ人には当たり前のように存在する精神科医のシステムに問題があるのではないだろうか。

チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室 [DVD]

• 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
• メディア: DVD

コメント 8

確かに青春って良いですよねぇ♪
結構ご無沙汰なのこ青い春・・・
それにしても、グリーン・ゾーンが面白そうです！
by ゆき (2010-05-28 00:19) 

hashさんんもこれご覧になったんですね。
のむらさんも見てますよ。
見たいです。
ドラッグといえば、もちろん
このダウ兄もですけど
死んじゃってる子役の人も多いし
最近では、リンジーローハンとかヤバいし
そういえばハーレイ君とかどうなったんだろう。
そう考えると
やっぱ、ディカプーとジョセフゴードンレビット君なんかは
順調に大人になりましたね。

アントン君は好きなので
必ず見たいと思います。

by コッスン (2010-05-28 02:44) 

ゆきさん、こんばんは。
昔は青春映画を観ても、特に思うことも無かったですが、最近は、単純にいいものだと感じます。
月日の流れというものでしょうか。
by hash (2010-05-29 00:36) 

コッスンさん、こんばんは。
＞のむらさん
？？？
違法の麻薬ではなく、合法の精神安定剤でハイになれるのだから、困った国の困ったシステムだと思います。
＞ジョセフゴードンレビット
彼は子役出身でしたか。
＞アントン君
最近、邦画に出ていましたね。
by hash (2010-05-29 00:40) 

原題は特にトイレじゃないみたいですね。
・・・・日本ではトイレをウリにしたのか・・・。
アリーマイラブとかで、男女で同じトイレなのがどうしても気になるんですけど、
これはそういうわけじゃないんですよね。
もー、どーでもいいことでしたーーー＾＾；
by duke (2010-05-30 17:54) 

dukeさん、こんばんは。
トイレの個室を使って悩み相談をするシーンはありますが、決して、そこがメインの話ではないです。
＞男女で同じトイレ
アリーマイラブだけだと思います。＾＾
by hash (2010-05-30 23:01) 

これずっと気になってて
気づいたらDVDになってました。
劇場で観たかったです。
(まだ観れてません。)
にしてもコメディばっかじゃなくて
後半はシンミリするんですね。
意外です。

by JASMiNE (2010-06-14 14:42) 

JASMiNEさん、こんばんは。
劇場公開はいつ始まったのかわからないくらい地味でしたね。
前半と後半では雰囲気が全然違う映画ですが、機会があれば、ご覧下さい。
by hash (2010-06-24 23:42)