永遠のこどもたち [タイトル:ア行]
El orfanato (2007年)
監督:フアン・アントニオ・バヨナ
出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン
「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ製作のスペイン/メキシコ合作映画で、自身が育った孤児院を新たにオープンさせようとしていた矢先に息子が行方不明となり、必死に探す母親の姿を描く。
「アザーズ」のような雰囲気を漂わせながらも、よくありがちな元病院などを舞台にしたホラー映画の様相も呈しており、序盤は、この先どうなるのかと期待を持たせる。
比較的、早い段階で、孤児院の過去が明らかになり、キーマンと思われた老女も死んでしまい、ホラー色は薄れていき、ますます、先の展開が気になる。
巧みに伏線を張りながら、観客の興味を引き立てるような脚本と美しい風景の中に妖しげな気配を漂わせる演出が融合され、最後まで興味がつきない。
終わってみれば、悲しみの中に異形の者に対する優しさに包まれたエンディングを向かえ、G・デル・トロらしさを感じる。
監督:フアン・アントニオ・バヨナ
出演:ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン
「パンズ・ラビリンス」のギレルモ・デル・トロ製作のスペイン/メキシコ合作映画で、自身が育った孤児院を新たにオープンさせようとしていた矢先に息子が行方不明となり、必死に探す母親の姿を描く。
「アザーズ」のような雰囲気を漂わせながらも、よくありがちな元病院などを舞台にしたホラー映画の様相も呈しており、序盤は、この先どうなるのかと期待を持たせる。
比較的、早い段階で、孤児院の過去が明らかになり、キーマンと思われた老女も死んでしまい、ホラー色は薄れていき、ますます、先の展開が気になる。
巧みに伏線を張りながら、観客の興味を引き立てるような脚本と美しい風景の中に妖しげな気配を漂わせる演出が融合され、最後まで興味がつきない。
終わってみれば、悲しみの中に異形の者に対する優しさに包まれたエンディングを向かえ、G・デル・トロらしさを感じる。
ラストは何となく
「パンズ・ラビリンス」に通ずるものが
あったように思えました。
デル・トロ監督らしさを感じました。
by てくてく (2009-12-29 03:43)
てくてくさん、こんばんは。
そう言えば、そんな感じでしたね。
デル・トロ監督同様、本作の監督の次回作が気になります。
by hash (2009-12-29 21:07)