ブッシュ [タイトル:ハ行]
W. (2008年)
監督:オリバー・ストーン
出演:ジョッシュ・ブローリン、エリザベス・バンクス、ジェームズ・クロムウェル
第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの半生を描いたドラマで、政治家一族の放蕩息子が家柄だけを頼りに、父と同じ道に進み、大統領にまでなってしまったというお話。
政治には興味がなかったにも関わらず、父に認められたい、父を負かしたいという願いだけを胸に、神のお告げと側近の言うがままに決断し、イラク戦争を始めた結果、アメリカ史上、もっとも支持率の低い大統領として任期を終えた男の悲哀を皮肉たっぷりに描いている。
基本的には大統領(政治家)になるべきではなかったと批判しているのだろうが、家柄コンプレックスに対しての同情も垣間見え、イラク戦争開戦当時はマスコミも民衆もその多くが賛同したことを含め、国民に対し、「よく考えもせず、選んだ(支持した)責任を感じさなさい」と言っているようにもみえる。
そういう意味では、日本もいっしょだなと感じる。
作り手の真意はさておき、アメリカでの公開時、まだ現職だった大統領とその側近役を演じる俳優陣の妙演(似ているような似てないような微妙な物真似振り)が面白い。
監督:オリバー・ストーン
出演:ジョッシュ・ブローリン、エリザベス・バンクス、ジェームズ・クロムウェル
第43代アメリカ合衆国大統領ジョージ・W・ブッシュの半生を描いたドラマで、政治家一族の放蕩息子が家柄だけを頼りに、父と同じ道に進み、大統領にまでなってしまったというお話。
政治には興味がなかったにも関わらず、父に認められたい、父を負かしたいという願いだけを胸に、神のお告げと側近の言うがままに決断し、イラク戦争を始めた結果、アメリカ史上、もっとも支持率の低い大統領として任期を終えた男の悲哀を皮肉たっぷりに描いている。
基本的には大統領(政治家)になるべきではなかったと批判しているのだろうが、家柄コンプレックスに対しての同情も垣間見え、イラク戦争開戦当時はマスコミも民衆もその多くが賛同したことを含め、国民に対し、「よく考えもせず、選んだ(支持した)責任を感じさなさい」と言っているようにもみえる。
そういう意味では、日本もいっしょだなと感じる。
作り手の真意はさておき、アメリカでの公開時、まだ現職だった大統領とその側近役を演じる俳優陣の妙演(似ているような似てないような微妙な物真似振り)が面白い。
靴をよけるのはうまかった。
寂しい人とか言って、同情しないもんねっ。
by duke (2009-12-18 01:02)
dukeさん、こんばんは。
同情は必要ないと思いますが、なかなか興味深い映画でした。^^
by hash (2009-12-18 21:19)