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エンドゲーム 大統領最期の日 [タイトル:ア行]

End Game (2006年)
監督:アンディ・チェン
出演:キューバ・グッティング Jr.、アンジー・ハーモン、ジェームズ・ウッズ
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大統領を守れなかったシークレット・サービスが記者と共に、その真相を探るサスペンス・アクション
非情にテンポよく進むので、アクション映画としてはそれなりに楽しめるものの、肝心のサスペンスが全くなっていないので、終盤に向うに伴い失速していく。。
まず、大統領暗殺という国家の一大事を描いている割には、大騒動となる描写が一切なく、何事もなかったかのように話が進んでいくのが不思議でならない。
また、事件のカギを握るキャラクターが2人いるのだが、最後までその素性を明らかにすることがないばかりか、顔を映すもことなく終ってしまい、観客が推理することを拒むかのような演出の意図がわからない。この手の作品の場合、誰が何の為にという点が重要になってくるかと思うが、それが判明するラストに驚きはなく、失笑するしかない。そして、その黒幕を捕まえることもなく、映画は終わってしまうのも、どうかと思う。
作り手は奇をてらったつもりなのかもしれないが、観客を蚊帳の外に置き去りにして、自分たちだけが満足しているようにしか思えず、この辺りに本国アメリカで劇場公開されなかった理由があると思われる。
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