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インサイド・マン [タイトル:ア行]

Inside Man (2006年)
監督:スパイク・リー
出演:デンゼル・ワシントン、クライブ・オーウェン、ジョディ・フォスター
insideman.jpg
銀行に立てこもった男、事件解決を計る刑事、密命を帯びた女弁護士
三者三様の思惑を持った登場人物の駆け引きを描く犯罪映画というプロットは面白いし、誰も死ぬことのない完全犯罪が成し遂げられたラストには爽快感もあるが、何故かイマイチ感が否めない。
それは、いくつか腑に落ちない点があるからだと思う。
途中、強盗の1人である女が人質の中に紛れ込むシーンがあるが、その後も犯人一味の中に女は登場し、最後も女は1人だけだったのだが、あの人質に紛れ込んだ女は誰で、何の目的があったのだろうか。
D・ワシントン演じる刑事にかけられていた汚職疑惑が、本編とはあまり関係なく曖昧なまま嫌疑が晴れてしまうが、ただそれだけの設定だったのだろうか。
刑事がペン型のレコーダーに密かに録音しておいた女弁護士との会話の重要性もよくわからない。
それにラストの種明かしを、全部セリフで説明してしまわなくてもよかったように思う。
この映画の続編が予定されているようだが、後日談を描くのか、また別の事件を描くのかどちらだろう?


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コメント 2

ken

>刑事がペン型のレコーダーに密かに録音しておいた
>女弁護士との会話の重要性もよくわからない。

そう。ここかなり重要ですよね。
僕もいまひとつ理解できませんでした。
もったいない映画ですよねえ。
by ken (2007-11-24 22:59) 

hash

Kenさん、コメント&niceありがとうございます。
いいキャストがそろっただけに、本当に惜しいですね。
by hash (2007-11-25 15:53) 

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