ゴーストライター [タイトル:カ行]
The Ghost Writer (2010年)
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ユアン・マクレガー、オリヴィア・ウィリアムズ、キム・キャトラル、ピアース・ブロスナン
前英国首相の自叙伝の執筆に雇われた作家が懐いた疑惑により窮地に陥るサスペンス。
かなり前評判の高い作品にも関わらず、昨年の東京国際映画祭で上映されてから約1年後にようやく関東で公開となり、それから1ヶ月余り経って地方でも公開の運びとなり、ようやく観ることが出来た。
評判通り、近年稀に見る上質のサスペンスであり、長めの上映時間も全く苦になることなく、スクリーンに釘付けとなった。待たされた甲斐があったというものだ。(もっとも待たないに越したことはないが)
ブレア元首相がモデルなどとも言われるように現実味を帯びたストーリーに、ベテラン監督ならではの古風な演出スタイルが功を奏しているように思う。
唯一残念なのは、狙撃手と前首相との因果関係が薄い点で、因果関係を重視すれば、宗教的人種的な論争を招きかねないので、仕方なくという印象が残った。
原作はどうなっているのか、確認してみたい。
監督:ロマン・ポランスキー
出演:ユアン・マクレガー、オリヴィア・ウィリアムズ、キム・キャトラル、ピアース・ブロスナン
前英国首相の自叙伝の執筆に雇われた作家が懐いた疑惑により窮地に陥るサスペンス。
かなり前評判の高い作品にも関わらず、昨年の東京国際映画祭で上映されてから約1年後にようやく関東で公開となり、それから1ヶ月余り経って地方でも公開の運びとなり、ようやく観ることが出来た。
評判通り、近年稀に見る上質のサスペンスであり、長めの上映時間も全く苦になることなく、スクリーンに釘付けとなった。待たされた甲斐があったというものだ。(もっとも待たないに越したことはないが)
ブレア元首相がモデルなどとも言われるように現実味を帯びたストーリーに、ベテラン監督ならではの古風な演出スタイルが功を奏しているように思う。
唯一残念なのは、狙撃手と前首相との因果関係が薄い点で、因果関係を重視すれば、宗教的人種的な論争を招きかねないので、仕方なくという印象が残った。
原作はどうなっているのか、確認してみたい。
タグ:ゴーストライター
先日、始まってるなと思ってる間に
終わってしまい
間髪入れずにソフト化のアナウンスがされてちゃうという。
大阪でもシネコン結構増えた割に
やってる映画は偏ってるのが残念です。
by aneurysm (2011-10-22 23:36)
aneurysmさん、こんばんは。
>ソフト化のアナウンス
早いですね。
せめて、上映終了まで待って欲しいものです。
こんな所まで、東京中心主義なんですね。
by hash (2011-10-23 01:00)