アジャストメント

The Adjustment Bureau (2011年)
監督：ジョージ・ノルフィ
出演：マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、テレンス・スタンプ


運命に逆らい、愛を求める男のお話。

フィリップ・Ｋ・ディック原作、M・デイモン主演という肩書きのおかげで体裁を保っているものの、障害を乗り越えて結ばれる男女の恋愛というありがちな題材を大げさに描いているに過ぎないので、所々でクスクス笑いながらの鑑賞となった。

もっとも、こうした仕様もない話を名立たる俳優達が大真面目に演じて、それらしく見せてしまうところが、ハリウッド映画の良さである。


読んでいないので想像になるが、本来は聖書など宗教書を過信することへの皮肉を込めた作品なのではないだろうか。

アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-20)

• 作者: フィリップ K.ディック
• 出版社/メーカー: 早川書房
• 発売日: 2011/04/30
• メディア: 文庫

内容は正反対だが、似たような世界観の映画。

運命のボタン [Blu-ray]

• 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
• メディア: Blu-ray

タグ：アジャストメント

コメント 2

フィリップ・Ｋ・ディック原作の映画化多いですね。コリン・ファレル主演で『トータル・リコール』もリメイクされて。リメイクでもコリン・ファレルの鼻から赤い物を出して欲しいです。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2011-06-18 04:16) 

テンプラ・ソバ・ニーロさん、こんばんは。
＞フィリップ・Ｋ・ディック原作の映画
メジャーからマイナー系までいろいろありますね。
>リメイク
監督がレン・ワイズマンなので、かなり期待しています。

by hash (2011-06-19 00:48)