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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 [タイトル:マ行]

Luftslottet som sprängdes (2009年)
監督:ダニエル・アルフレッドソン
出演:ノオミ・ラパス、 ミカエル・ニクヴィスト、アニカ・ハリン、アンデシュ・アルボム・ローゼンダール
millenium_3.jpgmillenium3.jpg
故スティーグ・ラーソン作のベストセラー小説「ミレニアム」3部作の映画化第3弾で完結編。実父でもある元スパイの犯罪王殺人未遂で起訴されたリスベットを救うべく仲間達が結託する。

本シリーズを支えている超個性派ヒロインのリスベットが前半は病院で入院、後半は拘置所か裁判所で拘束と正にタイトル通りに“眠れる女”状態で、ほとんど活躍がなく、面白みに欠ける。
代わりに、ミカエルら狂卓の騎士(映画ではそのような命名はないが・・・)チームが、いろいろと暗躍したり、危険な目に遭ったりするが、それほど苦難に満ちたものではなく、スリルに欠ける。
舞台が法廷に移ってからも、丁々発止の弁論合戦が繰り広げられるわけではなく、どちらかと言えば、愚かな敵側の自滅といった感じで法廷劇の醍醐味にも欠ける。
最後の最後に、2作目の珍キャラクター“無痛男”とリスベットの対決で盛り上がるかと期待したが、2作目での不死身振りが嘘のようにただのでくの坊状態で、最後の期待も叶わなかった。

2作目から続投のD・アルフレッドソン監督は、わかりきったことに時間を割いたり、伏線らしきショットを入れながらそれを放置するなど、不可解な演出が目立ち、監督としての手腕が疑わしい。
長編小説を2時間の映画にする難しさを差し引いても、3作目は映像的に観るべきところが少なく、残念な出来栄えだった。

やはり、原作を読むべきだろうか
ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 上

  • 作者: スティーグ・ラーソン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/07/09
  • メディア: 単行本



ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士 下

  • 作者: スティーグ・ラーソン
  • 出版社/メーカー: 早川書房
  • 発売日: 2009/07/09
  • メディア: 単行本



IMDbによると、本国スウェーデンでは同じキャストによる計6話のTVシリーズが今年の3~4月に放映されたようだが、これは映画の完全版なのだろうか。
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コメント 6

aneurysm

hashさんにはヒットしなかったみたいですね(^^;

2の放置部分に決着が付いて私は満足しましたが

>3作目は映像的に観るべきところが少なく

確かにそうですね。


by aneurysm (2010-10-03 22:37) 

hash

aneurysmさん、こんばんは。
残念ながら、面白みを見出せませんでした。
原作を読むべきか迷います。
by hash (2010-10-03 22:57) 

テンプラ・ソバ・ニーロ

同じく残念に思いました。
allcinemaで出演者の多さを見て、これまとめんの大変だったろうな。と改めて思いました。役名見ても誰が誰だかさっぱり思い出せません。
でも、そこを何とか面白くして欲しかったです。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2010-10-04 20:47) 

hash

テンプラ・ソバ・ニーロさん、こんばんは。
本国スウェーデンでもパート2&3の評判が悪かったから、TVシリーズとして完全版が放映されたのではないかと邪推してしまいます。
やはり、長編小説の映画化は技量が問われます。
by hash (2010-10-04 23:07) 

もももんがが

1作目の原作上巻を読み終わりました!
意外と読みやすく、内容は濃いのでおすすめしたいですが、長い!(笑)
2.3は原作よんでから映画と比較したい感じです。
by もももんがが (2010-10-07 13:05) 

hash

もももんががさん、こんばんは。
原作はとりあえず、文庫化されるまで待とうと思います。
おそらく、ハリウッド・リメイクが公開される頃に文庫化されるのではないかと思います。
by hash (2010-10-08 00:08) 

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