最近観た女性ドラマ [その他]
レイチェルの結婚
Rachel Getting Married (2008年)
監督: ジョナサン・デミ
出演: アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、デブラ・ウィンガー
姉の結婚式に出席する為、厚生施設を一時出所し帰省した女性の葛藤を描くファミリードラマ。
ヒロインが子供の頃に体験した悲劇をきっかけに半崩壊していた家族が、互いの思いをぶちまけることで、少し改善が見られるようになる。
内容も然ることながら、手持ちカメラでの撮影に加え、即興に近い形の演出なので、贅沢なホームビデオという感じがなくもない。
だが、その分、A・ハサウェイの演技力の確かなのがよくわかり、オスカーノミネートも納得。
ダイアナの選択
The Life Before Her Eyes (2007年)
監督:ヴァディム・パールマン
出演:ユマ・サーマン、エヴァン・レイチェル・ウッド、エヴァ・アムリ
20年前、通っていた高校で銃乱射事件に遭遇した女性の物語。
結婚して1児の母となったヒロインの現在と、高校時代の親友モーリーンとの交流を交互に描きながら、20年前の真相へと導く。
長年、映画を観ていると、おおよその展開は見当がついてしまうことが多いが、本作も例外ではなく、現在のシーンである人物が出てきたときに、その種の作品かとわかってしまうので面白みも半減。
正確に言うと、“現在”ではなく(原題通り)、その種の作品とは一味違うのだが、結果的にやっていることはいっしょかと・・・
ある公爵夫人の生涯
The Duchess (2008年)
監督: ソウル・ディブ
出演: キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ、 シャーロット・ランプリング、 ドミニク・クーパー
故ダイアナ妃の祖先でもあるデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの半生を描く歴史劇。
18世紀イギリス、男性上位の貴族社会の掟に翻弄される女性の悲劇とそれを乗り越えるたくましさを描く。
夫の愛人と同居とか、自分の愛人は後のイギリス首相など、驚く点も多いが、この時代ならそれも納得と言ったところ。
オスカーも獲得した衣装の数々は見ごたえあり。
リリィ、はちみつ色の秘密
The Secret Life of Bees (2008年)
監督: ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演: クイーン・ラティファ、ダコタ・ファニング、ジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズ
スー・モンク・キッドの全米ベストセラー小説の映画化で、1964年アメリカ南部を舞台に亡き母の思い出に浸る14歳の少女の成長を描く。
黒人差別が色濃く残る時代、白人から暴力を受けた黒人メイドを連れて、家出したリリィは亡き母の遺品を頼りに、黒人姉妹が経営する養蜂場へたどりつく。
家庭の愛を知らない少女が擬似家族との交流を通じて、それを知るという本題と、黒人差別という背景との接点が弱いように思え、悲劇的要素にも重さが感じられない。
長編小説を映画化する難しさが如実に現れているように思う。
Rachel Getting Married (2008年)
監督: ジョナサン・デミ
出演: アン・ハサウェイ、ローズマリー・デウィット、ビル・アーウィン、デブラ・ウィンガー
姉の結婚式に出席する為、厚生施設を一時出所し帰省した女性の葛藤を描くファミリードラマ。
ヒロインが子供の頃に体験した悲劇をきっかけに半崩壊していた家族が、互いの思いをぶちまけることで、少し改善が見られるようになる。
内容も然ることながら、手持ちカメラでの撮影に加え、即興に近い形の演出なので、贅沢なホームビデオという感じがなくもない。
だが、その分、A・ハサウェイの演技力の確かなのがよくわかり、オスカーノミネートも納得。
ダイアナの選択
The Life Before Her Eyes (2007年)
監督:ヴァディム・パールマン
出演:ユマ・サーマン、エヴァン・レイチェル・ウッド、エヴァ・アムリ
20年前、通っていた高校で銃乱射事件に遭遇した女性の物語。
結婚して1児の母となったヒロインの現在と、高校時代の親友モーリーンとの交流を交互に描きながら、20年前の真相へと導く。
長年、映画を観ていると、おおよその展開は見当がついてしまうことが多いが、本作も例外ではなく、現在のシーンである人物が出てきたときに、その種の作品かとわかってしまうので面白みも半減。
正確に言うと、“現在”ではなく(原題通り)、その種の作品とは一味違うのだが、結果的にやっていることはいっしょかと・・・
ある公爵夫人の生涯
The Duchess (2008年)
監督: ソウル・ディブ
出演: キーラ・ナイトレイ、レイフ・ファインズ、 シャーロット・ランプリング、 ドミニク・クーパー
故ダイアナ妃の祖先でもあるデヴォンシャー公爵夫人ジョージアナの半生を描く歴史劇。
18世紀イギリス、男性上位の貴族社会の掟に翻弄される女性の悲劇とそれを乗り越えるたくましさを描く。
夫の愛人と同居とか、自分の愛人は後のイギリス首相など、驚く点も多いが、この時代ならそれも納得と言ったところ。
オスカーも獲得した衣装の数々は見ごたえあり。
リリィ、はちみつ色の秘密
The Secret Life of Bees (2008年)
監督: ジーナ・プリンス=バイスウッド
出演: クイーン・ラティファ、ダコタ・ファニング、ジェニファー・ハドソン、アリシア・キーズ
スー・モンク・キッドの全米ベストセラー小説の映画化で、1964年アメリカ南部を舞台に亡き母の思い出に浸る14歳の少女の成長を描く。
黒人差別が色濃く残る時代、白人から暴力を受けた黒人メイドを連れて、家出したリリィは亡き母の遺品を頼りに、黒人姉妹が経営する養蜂場へたどりつく。
家庭の愛を知らない少女が擬似家族との交流を通じて、それを知るという本題と、黒人差別という背景との接点が弱いように思え、悲劇的要素にも重さが感じられない。
長編小説を映画化する難しさが如実に現れているように思う。
ある公爵夫人の生涯 ディレクターズ・カット版 スペシャル・コレクターズ・エディション [Blu-ray]
- 出版社/メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン
- メディア: Blu-ray
このなかだと「レイチェルの結婚」だけ見ました。
この作品のあの・・・結婚式の長いこと長いこと・・・^^;
監督の娘でも結婚したのかと思うくらい長くて、
ちょっと早送りしちゃいました^^;
「ある伯爵夫人の生涯」は面白そうですね。
これは今後見てみたいと思います!
by もももんがが (2010-08-19 15:56)
もももんががさん、こんばんは。
>「レイチェルの結婚」
ホームビデオみたいでしたね。
映画監督の身内は立派なホームビデオを撮ってもらえるのだろうななどと余計な事が頭をよぎりました。
>「ある伯爵夫人の生涯」
中世ヨーロッパの話は何かと面白いですね。
by hash (2010-08-20 00:09)