メメント [タイトル:マ行]
Memento (2000年)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス、ジョー・パントリアーノ、ジョージャ・フォックス
記憶障害を抱える男が、メモを頼りに妻殺しの犯人を追うサスペンス映画。
「インセプション」が好評なC・ノーラン監督の名を一躍広めた作品で、物語の結末から始まりに向かってどんどん遡っていく構成が話題となり、巻き戻し型サスペンスなどと評された。
話そのものは決して複雑ではなく、その特殊な構成の勝利と言え、ある意味アイディア一発勝負の作品なのだが、観客の期待を見事に裏切る結末(オープニング?)は、既に非凡さを感じさせる。
しかも、映画の冒頭で真相のネタばらしをさらりとしてしまっているのだから、文句のつけようがないときた。
観客をいかに欺くかに固執し、偽情報をばらまく作品が少なくない中、この潔さは賞賛に値する。
クエンティン・タランティーノ作「レザボア・ドッグス」以降、時間軸を前後させる作品が流行ったが、その極めつけと言ってもいいだろう。
また、記憶障害という設定や結末を先に見せてから、その過程を描く手法など、後の作品に多大な影響を与えたことは言うまでもない。
インソムニア
Insomnia (2002年)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク
97年作ノルウェー映画のリメイクで、白夜のアラスカで少女殺人事件を捜査する刑事と彼の弱みを握った犯人の攻防を描くサスペンス。
リメイクだけに、C・ノーラン監督の色は薄めだが、白夜のせいもあり不眠症に陥り、苦しみながらも犯人逮捕を模索する主人公の描写は、他作品と相通じるものがある。
オスカー俳優A・パチーノ vs.R・ウィリアムスの存在感が圧倒的で、同じくオスカー俳優のH・スワンクも2人のベテランの前では形無しだった。
監督:クリストファー・ノーラン
出演:ガイ・ピアース、キャリー=アン・モス、ジョー・パントリアーノ、ジョージャ・フォックス
記憶障害を抱える男が、メモを頼りに妻殺しの犯人を追うサスペンス映画。
「インセプション」が好評なC・ノーラン監督の名を一躍広めた作品で、物語の結末から始まりに向かってどんどん遡っていく構成が話題となり、巻き戻し型サスペンスなどと評された。
話そのものは決して複雑ではなく、その特殊な構成の勝利と言え、ある意味アイディア一発勝負の作品なのだが、観客の期待を見事に裏切る結末(オープニング?)は、既に非凡さを感じさせる。
しかも、映画の冒頭で真相のネタばらしをさらりとしてしまっているのだから、文句のつけようがないときた。
観客をいかに欺くかに固執し、偽情報をばらまく作品が少なくない中、この潔さは賞賛に値する。
クエンティン・タランティーノ作「レザボア・ドッグス」以降、時間軸を前後させる作品が流行ったが、その極めつけと言ってもいいだろう。
また、記憶障害という設定や結末を先に見せてから、その過程を描く手法など、後の作品に多大な影響を与えたことは言うまでもない。
インソムニア
Insomnia (2002年)
監督:クリストファー・ノーラン
出演:アル・パチーノ、ロビン・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク
97年作ノルウェー映画のリメイクで、白夜のアラスカで少女殺人事件を捜査する刑事と彼の弱みを握った犯人の攻防を描くサスペンス。
リメイクだけに、C・ノーラン監督の色は薄めだが、白夜のせいもあり不眠症に陥り、苦しみながらも犯人逮捕を模索する主人公の描写は、他作品と相通じるものがある。
オスカー俳優A・パチーノ vs.R・ウィリアムスの存在感が圧倒的で、同じくオスカー俳優のH・スワンクも2人のベテランの前では形無しだった。
メメント、1回しか見てなくて
犯人じゃない人を殺しちゃうんでしたよね>ガイピアース
DVDでたら時系列通りに見てみたいと持ったのに
いまだ見てない。
それほど、難解な印象でした。
シャーッターアイランド見た時
ちょっとメメントみたい。とか思いました。
インソムニアはあまり覚えてない
ヒラリースワンクしか。(笑)
ヒラリースワンクといえば、今日の昼間テレビで見ました。
ベストキッドで空手をミヤギから教わってました。
by コッスン (2010-08-05 23:50)
こんにちは。
これは有名な作品ですね。みたいと思いながら未見です。
来週「インセプション」に行くつもりなので、またこれもみてみます。
「インソムニア」はみました。A・パチーノ がよかったです。そういえば、
ヒラリー・スワンクも出てたかなという感じですね。
by coco030705 (2010-08-06 10:06)
コッスンさん、こんばんは。
>時系列通り
DVDには特典として収録されたバージョンがあるようですね。
時系列通り観ても面白くなさそうですから、あくまで確認用ですね。
>ベストキッド
4まであったんですね。^^
by hash (2010-08-06 23:08)
coco030705さん、こんばんは。
「インセプション」が面白かったら、「メメント」もご覧になってみて下さい。
>「インソムニア」
当時は、H・スワンクはオスカーを獲ったとは言え、まだ知名度は高くなかったですから、印象が薄くても仕方ないですね。
by hash (2010-08-06 23:13)
懐かしいですね〜☆
両方「夢か現実か!?」な感じが好きです♪
メメントの「走ってるうちに逃げてるか追ってるか分からなくなる」
っていうのがギャグっぽくて妙におかしくて
わたしの爆笑ポイントです^^
by ジジョ (2010-08-07 02:14)
ジジョさん、こんばんは。
改めて観ると、近作との共通点が発見できて面白いです。
>爆笑ポイント
確かにおかしいですね。
実際にそういうものなのかどうかは別として、その発想に監督の非凡さを感じます。
by hash (2010-08-07 21:40)
「メメント」、はじめて見た時、
すごいアイデアだと思いました。
ちょっと前にもTV放送していて観たのですが、
ああ~、そうそう、こんな感じだった!
と、また面白がりながら観ました^^
「インソムニア」は未見です。
こちらも見応えありそうですね!
by てくてく (2010-08-09 19:29)
てくてくさん、こんばんは。
結末から始まりに向かっていく構成で、映画を1本成立させてしまうのですから、すごいですね。
「インソムニア」も機会があれば、ご覧ください。
by hash (2010-08-09 21:08)