レポゼッション・メン [タイトル:ヤ・ラ・ワ行]
Repo Men (2010年)
監督: ミゲル・サポチニク
出演: ジュード・ロウ、フォレスト・ウィッテカー、 リーヴ・シュレイバー、アリシー・ブラガ
人工臓器が流通する近未来、高額なローンを滞納する顧客から、強制的に臓器を回収することを生業とする男の物語。
仕事中の事故で、自ら人工心臓を身につけることになった主人公は、追う者から追われる者に立場が逆転するという内容だが、「マイノリティ・リポート」の二番煎じという感じ。
この手の近未来系映画は設定の現実味加減が重要になってくると思うが、本作の場合、人工臓器というアイテムは興味深いものの、人工臓器を販売する企業ユニオン社の方針が非現実的過ぎて、いかにも映画のストーリーに合わせて後付けしたという感じが否めず、一気に興ざめさせられる。
ローン滞納者から有無を言わさず臓器を回収することは、次々と顧客を殺している(しかも人前で堂々と)わけで、そんな企業が繁栄するとは思えない。
一時は、サブプライムローン問題に対する風刺を込めた内容なのかと思ったが、そんなことは微塵も感じさせない展開を見せ、クライマックスへと突き進む。
そして、随分と回りくどくて、強引だなと思っていたら、最後にオチが待っていた。
そのちょっとひねったつもりのオチも、結局は「バニラ・スカイ」と同じで、本当はJ・ロウではなく、トム・クルーズ主演で作りたかったのではないかと思わせる。
J・ロウも頭髪の後退具合にばかり目が言ってしまい(その点においてアメリカ版ポスターの構図はナイス!)、ヒーロー役としては、パッとしない。
映画は84年作「レポマン」のリメイク改変版かと思っていたら、小説の映画化だった。
監督: ミゲル・サポチニク
出演: ジュード・ロウ、フォレスト・ウィッテカー、 リーヴ・シュレイバー、アリシー・ブラガ
人工臓器が流通する近未来、高額なローンを滞納する顧客から、強制的に臓器を回収することを生業とする男の物語。
仕事中の事故で、自ら人工心臓を身につけることになった主人公は、追う者から追われる者に立場が逆転するという内容だが、「マイノリティ・リポート」の二番煎じという感じ。
この手の近未来系映画は設定の現実味加減が重要になってくると思うが、本作の場合、人工臓器というアイテムは興味深いものの、人工臓器を販売する企業ユニオン社の方針が非現実的過ぎて、いかにも映画のストーリーに合わせて後付けしたという感じが否めず、一気に興ざめさせられる。
ローン滞納者から有無を言わさず臓器を回収することは、次々と顧客を殺している(しかも人前で堂々と)わけで、そんな企業が繁栄するとは思えない。
一時は、サブプライムローン問題に対する風刺を込めた内容なのかと思ったが、そんなことは微塵も感じさせない展開を見せ、クライマックスへと突き進む。
そして、随分と回りくどくて、強引だなと思っていたら、最後にオチが待っていた。
そのちょっとひねったつもりのオチも、結局は「バニラ・スカイ」と同じで、本当はJ・ロウではなく、トム・クルーズ主演で作りたかったのではないかと思わせる。
J・ロウも頭髪の後退具合にばかり目が言ってしまい(その点においてアメリカ版ポスターの構図はナイス!)、ヒーロー役としては、パッとしない。
映画は84年作「レポマン」のリメイク改変版かと思っていたら、小説の映画化だった。
すごく面白そうな感じの映画ですが、
何となく皆さんの感想は芳しくないみたい。
DVDで確かめてみます^^
ジュード、好きなんですよね~。
でも、確かに後退してる・・・>▲<
by てくてく (2010-07-13 00:48)
ジュードロウ、なんだか映画の質(演技の質?)も落ちてるような・・・。
そんな気がするのは私だけでしょうか。
なんだかどんどんつまらない方へ向かっている気がして・・・。
「マイブルーベリーナイツ」だって輝いてなかったし・・・。
気のせいならいいんですけど。
by もももんがが (2010-07-13 12:10)
こんばんは。
ストーリーに観客をハッとさせる新鮮さとか、納得できる要素がなかったですよね。
部分的には、音楽のセンスが良かったことと、ジュード・ロウのアクションがすばらしくうまかったのがいい点だと思います。
ジュードの頭の後退具合が皆さん気になるようですが、彼自身は普段はカツラもつけてないし、まったく気にしていないと思います。私もファンだからか、ぜんぜん気になりません。(笑)
by coco030705 (2010-07-13 19:31)
左のミレニアって、もう日本公開決まったんですか?
今週11位で初登場のコレですよね。
http://www.boxofficemojo.com/movies/?id=girlwhoplayedwithfire.htm
違うのかな。似てる感じだけど。
ところでレポメンですが
私は、期待してなかったせいか
オチで驚きました。(爆)
予告を1回でも見てたら勘繰って見てしまったかもしれないけど
ボーーっとジュードの円形脱毛ハゲばかり見てたせいで
あんな近未来の医療の話になるとはね。
あの円形脱毛風ハゲも、
首のタトゥーと同じような意味なんでしょうかね。
レポメンのシンボルみたいな。
hashさんは、生え際が気になり
私は円形ハゲが気になりハゲばっか見てたってことですねー。(笑)
by コッスン (2010-07-13 19:50)
てくてくさん、こんばんは。
世間の評価は賛否両論と分かれているようなので、DVDが出たら、ご確認ください。
J・ロウが好きなら、観て損はないと思います。
by hash (2010-07-14 01:30)
もももんががさん、こんばんは。
「シャーロック・ホームズ」は良かったですよ。
イギリス人らしいシニカルな役が似合うと思いますが、本作のようなアメリカンな役は別の俳優に任せた方がいいと思います。
by hash (2010-07-14 01:34)
coco030705さん、こんばんは。
他作品と似た部分が多く、人工臓器というアイテムを活かしきれていなかったように思います。
>頭の後退具合
本人にしてみれば大きなお世話ですよね。
映画本編とは関係ないことで、失礼致しました。
by hash (2010-07-14 01:39)
コッスンさん、こんばんは。
内容にオリジナリティを感じることが出来ず、楽しめなかったせいか、どうでもいいことに目がいってしまいました。^^;
「ミレニアム」はパート2&3が9月にまとめて公開されるようです。
by hash (2010-07-14 01:46)
トム・クルーズ主演だったら、設定の破綻に一言物申していたかも。
ジュード・ロウも分かってはいたけど、それを言ったらこの映画自体が成立しなくなるので言えなかったのかも。
とか考えてしまいます。
by テンプラ・ソバ・ニーロ (2010-07-17 11:52)
米国版ポスターで、10円大が無いのですが、補正されているのでしょうか。それとももっと上部にありましたっけ。
どっかで観た映画だらけの癖にディテールが手抜きで、イマイチな作品でしたね。
死体を盾にして銃弾を避けるのは、「トータル・リコール」みたいで良かったのですが。あ、それも「トータル・リコール」のパクリか。
by バラサ☆バラサ (2010-07-17 16:38)
テンプラ・ソバ・ニーロさん、こんばんは。
「シャーロック・ホームズ」より前に撮った作品らしいですから、J・ロウも今なら、なんか言うなり、オファーを断っていたかもしれませんね。
by hash (2010-07-18 01:21)
バラサ☆バラサさん、こんばんは。
>10円大
撮影中のストレスで出来たとか?
それはともかく、全てにおいて中途半端で、面白みを見出せませんでした。
by hash (2010-07-18 01:26)
こんばんは~。
いくら取り繕って販売しようと
(実際に回収など有り得ませんよ・・・なんてセールストーク)
あそこまで派手にやってたら
お客さんは寄り付かないと思いますよね~。
ジュードの10円玉状は“ワザとなの?”と思えるほど目立ってました^^;
by てくてく (2010-12-29 18:59)
てくてくさん、こんばんは。
>あそこまで派手に
隠蔽しようがないですね。
しばらくお蔵入りになっていた理由がわかるような気がします。
>ワザとなの
撮影当時は、気にしていなかったんでしょうね。^^
by hash (2010-12-29 21:56)