ジャック・メスリーヌ フランスで社会の敵No.1と呼ばれた男 [タイトル:サ行]
Part 1 ノワール編
L'instinct de mort (2008年)
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
出演:ヴァンサン・カッセル、セシル・ドゥ・フランス、ジェラール・ドパルデュー
60~70年代のフランスで、社会の敵No.1と呼ばれた実在の犯罪者の半生を描いたドラマの前編。
映画が始まる前に、フィクションも含むというようなことを表示している割には、主人公の犯罪記録と女遍歴を並べただけという作りで、ドラマ性に欠け、面白みが少ない。
きっと、後編が本編で、本作はその序章に過ぎないのであろうと解釈し、後編に期待。
Part 2 ルージュ編
L'ennemi public n°1 (2008年)
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
出演:ヴァンサン・カッセル、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック
60~70年代のフランスで、社会の敵No.1と呼ばれた実在の犯罪者の半生を描いたドラマの後編。
前編と同じ作りで退屈。わざわざ2編に分けるほどの内容でもないように思う。
主人公自体も、女癖は悪い、家族は大事にしない、自己中心的とカリスマ性ゼロで、犯罪仲間に対してのみ義理堅い、単なる悪党にしか見えない。
それ以上に、当時のフランスは無法地帯だったのかと思うほど、司法組織がだらしないのが印象的であった。
L'instinct de mort (2008年)
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
出演:ヴァンサン・カッセル、セシル・ドゥ・フランス、ジェラール・ドパルデュー
60~70年代のフランスで、社会の敵No.1と呼ばれた実在の犯罪者の半生を描いたドラマの前編。
映画が始まる前に、フィクションも含むというようなことを表示している割には、主人公の犯罪記録と女遍歴を並べただけという作りで、ドラマ性に欠け、面白みが少ない。
きっと、後編が本編で、本作はその序章に過ぎないのであろうと解釈し、後編に期待。
Part 2 ルージュ編
L'ennemi public n°1 (2008年)
監督:ジャン=フランソワ・リシェ
出演:ヴァンサン・カッセル、リュディヴィーヌ・サニエ、マチュー・アマルリック
60~70年代のフランスで、社会の敵No.1と呼ばれた実在の犯罪者の半生を描いたドラマの後編。
前編と同じ作りで退屈。わざわざ2編に分けるほどの内容でもないように思う。
主人公自体も、女癖は悪い、家族は大事にしない、自己中心的とカリスマ性ゼロで、犯罪仲間に対してのみ義理堅い、単なる悪党にしか見えない。
それ以上に、当時のフランスは無法地帯だったのかと思うほど、司法組織がだらしないのが印象的であった。
ジャック・メスリーヌの生涯――世界を震撼させた犯罪王 (ハヤカワ文庫NF)
- 作者: ジャック・メスリーヌ
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2009/10/10
- メディア: 文庫
自己中心的でカリスマ性ゼロにまったくもって同意します。
中途半端な悪党の話でした。
脚色していいから、魅力的な奴か、とことん悪党か徹底して欲しいものです。
by バラサ☆バラサ (2009-12-08 00:34)
バラサ☆バラサさん、こんばんは。
全く共感の持てない人物像で、前後編合わせて4時間超は、退屈だったので、女優ばかり見てました。^^
by hash (2009-12-08 22:38)
前後編に分けたのは『チェ』の影響でしょうか?
分けるほどの内容では無かったですが。
>司法組織がだらしない
悪党にやりたい放題されて、最後は街中での銃殺。って本当にだらしない司法組織でした。
by ちょいとおまえ (2009-12-18 20:20)
ちょいとおまえさん、こんばんは。
「レッド・クリフ」もありましたし、ハリウッド以外では流行のようですね。^^
もう少し、司法側の人間との対決色を強くすれば、面白くなったように思います。
by hash (2009-12-18 21:23)