ウォーリー

WALL·E (2008年)
監督：アンドリュー・スタントン
声：ベン・バート、エリッサ・ナイト、ジェフ・ガーリン、シガーニー・ウィーヴァー

人類が住まなくなった地球で働き続けていたゴミ処理ロボットのウォーリーが、愛の為に宇宙へ飛び出したことによって、奇しくも人類の運命を変えることになるというピクサー・アニメ。
何事もロボット任せで、ほとんど動かなくなり、丸々と太った人間など、現代社会に対する強烈な皮肉を込めながら、環境破壊に対する警鐘を謳いあげている。
エンターテイメントの形で、メッセージを発しており、現代ではアニメでしか為しえないと言ってもいいスタイルで、ある意味、映画の見本と言えよう。
アニメとは言え、セリフを排除し、映像で物語を奏でるという映画の原点に戻ったかのような作品で、映画本来の面白さを再確認できる。

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コメント 6

＞映画本来の面白さを再確認できる。

ピクサー作品はＣＧ以前にいい話で
感心いたします。
by aneurysm (2009-12-05 10:01) 

aneurysmさん、こんばんは。
＞ピクサー
今、一番、良心的な映画を作る会社ですね。
by hash (2009-12-05 20:33) 

台詞はないのに、
ちゃんと聞こえてくるんですよね！
すごいと思いました。
ウォーリーも愛らしいし・・・。
ピクサーは新作が出るたびに、楽しみに観に行きます＾＾
by てくてく (2009-12-06 10:22) 

てくてくさん、こんばんは。
そうでしたね。
言わんとしていることが、ちゃんと伝わってきました。
「カールじいさん」も必見ですね。
by hash (2009-12-06 21:41) 

近頃のアメリカ映画はとにかくしゃべりすぎですから、こういう台詞に頼らない作品は良いですねえ。

序盤の孤独の表現が実に素晴らしくて戦慄を覚えました。
ゴキブリが唯一の友達。
そこへ現れるイーヴァ（笑）。
その後二人の道行は「小さな恋のメロディ」より可愛らしいです。
by オカピー (2009-12-12 13:59) 

オカピーさん、こんばんは。
これぞ、映画という作品でした。
＞戦慄
私は人間の描写に背筋が寒くなりました。＾＾
by hash (2009-12-12 20:18)