SSブログ

きみがぼくを見つけた日 [タイトル:カ行]

The Time Traveler's Wife (2009年)
監督:ロベルト・シュヴェンケ
出演:エリック・バナ、レイチェル・マクアダムス、ロン・リビングストン
timetravelerswife.jpgtimetravelerswife.jpg
オードリー・ニッフェネガーの同名ベストセラー小説の映画化で、自分の意思に関わらずタイムトラベルしてしまう男性と、運命的に彼と出会い、愛し合うようになった女性の姿を描くラブ・ストーリー。
タイムトラベルものは、突き詰めていくと矛盾が見つかり、つまらなくしかねないので、あまり細かいことは考えずに、事の成り行きを見守るように心掛けているのだが、本作の場合、そのあたりの説明にはあまり触れず、ラブストーリーに徹しているせいか、逆に気になってしまった。
映画で見る限り、主人公は30年以上に渡り、タイムトラベルをし続けているのだが、その謎の解明にはあまり興味がなかったらしく、諦めモードなので、タイムトラベルという設定に魅力が感じられず、スケールやスリルという面での映画的な面白さに欠けていたように思う。
と言うわけで、一風変わった状況のラブストーリーと思えば、どこかで見たことあるような気がしないでもないが、それもあってか、それなりに楽しめた。
個人的なお目当ては、R・マクアダムスだったので、その魅力は充分に発揮されており、次回作「シャーロック・ホームズ」への期待も高まる。

本作の制作者の1人であるブラッド・ピットの好きそうなキャラクターだと思うのだが、何故、自分で演じなかったのだろうか。

きみがぼくを見つけた日 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)

きみがぼくを見つけた日 上巻 (ランダムハウス講談社文庫)

  • 作者: オードリー・ニッフェネガー
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2006/05/01
  • メディア: 文庫



きみがぼくを見つけた日 下巻 (ランダムハウス講談社文庫)

きみがぼくを見つけた日 下巻 (ランダムハウス講談社文庫)

  • 作者: オードリー・ニッフェネガー
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2006/05/01
  • メディア: 文庫



nice!(11)  コメント(14)  トラックバック(22) 
共通テーマ:映画

nice! 11

コメント 14

バラサ☆バラサ

ベンジャミンバトンに被る感じもあるので、主演は控えたのでないでしょうか。根拠はありません。
タイムトラベルみたいなものとしては、「バタフライ・エフェクト」が面白かったですね。(正確にはタイムトラベルではありませんけど。)
by バラサ☆バラサ (2009-11-03 23:27) 

hash

バラサ☆バラサさん、こんばんは。
確かに「ベンジャミン」っぽいですね。
>「バタフライ・エフェクト」
1作目は面白かったですね。
2作目はひどかったですが、3作目も作られたようで、「13日の金曜日」化しているのが面白いです。^^
by hash (2009-11-05 00:11) 

てくてく

こんばんは~^^
ポスターはすごく雰囲気があって美しいですよね。
DVDが出たらさっそくチェックしてみます。
↑「バタフライ・エフェクト2」はホントに酷かったです^^;
それなのに「3」が出たんだ~。
by てくてく (2009-11-05 21:21) 

hash

てくてくさん、こんばんは。
>ポスター
ワーナー映画はデザインのバリエーションが少ないような気がします。いつも日米同じデザインのような・・・
>バタフライ・エフェクト
2と3はビデオムービーですが、何故か、日本では劇場公開されました。^^
by hash (2009-11-07 00:09) 

コッスン

全米公開では結構成績よかったですよね。
個人的にはこう時空モノは難しいです。
バタフライ・エフェクトは、アシュトンのだけ見たことあります。
全部同じ人なのかな??
面白かったです。
いろんな時代に行ったり来たり
死ぬときは少なくとも2つの時代に行ってますよね。
難しい・・・
お父さんが狩りが趣味というのが、ああなるとは思わなかったけど
hashさんなら、そのシーンで気が付いてたかもね。(笑)
時空恋愛モノなら
ヒュージャックマンとメグライアンのNYの恋人かな??
恋愛の話が好きです。

by コッスン (2009-11-10 21:49) 

hash

コッスンさん、こんばんは。
>時空モノ
いろいろなタイプの作品があり、楽しめるものが多いと思います。
>バタフライ・エフェクト
アシュトンは1だけですね。2&3は知らない人が主演です。映画ではないですから。^^
>お父さん
他の方のブログを読むまで、あれがお父さんだったと気付きませんでした。^^;

by hash (2009-11-11 00:40) 

コッスン

時空モノで恋愛でなくてもいいなら
オーロラの彼方へ
が素晴らしいです。とhashさんのブログでも宣伝しておこう。(笑)

結構わかりやすい時空モノです


by コッスン (2009-11-11 01:27) 

hash

コッスンさん、こんばんは。
>オーロラの彼方へ
デニス・クエイド主演ですね。
観たことあります。面白かったですよ。
by hash (2009-11-11 22:36) 

non_0101

こんにちは。
主演の二人が好きなので、細かいところはあまり気にせずに楽しんでしまいました(^^ゞ
R・マクアダムス可愛かったですね~
「シャーロック・ホームズ」はまた全く違った雰囲気らしいので楽しみです☆
by non_0101 (2009-11-15 09:07) 

hash

non_0101さん、こんばんは。
タイムトラベルは背景の一つで、あまり深く考えない方がいいですね。
>シャーロック・ホームズ
日本公開は来年3月なんですね。
先が長いです。

by hash (2009-11-15 22:58) 

丹下段平

タイムトラベル物って、真剣に考えると「あれ?」ってのが出てきちゃいますよね。
でも、僕もそれなりに楽しめました。
by 丹下段平 (2009-11-19 22:21) 

hash

丹下段平さん、こんばんは。
>「あれ?」
そこが、また面白かったりもしますね。
やはり、タイムトラベルは人類共通の夢なんだと思います。
by hash (2009-11-20 00:31) 

てくてく

こんばんは^^
タイムトラベル物は深く追求はなし!ですよね^^
本作、ラブストーリーとしても面白く見られました。
主演の二人が良かった、と言うのも大きいですね。
by てくてく (2010-04-15 23:49) 

hash

てくてくさん、こんばんは。
架空のモノですから、追求するのもナンセンスかと思います。^^
悲恋モノとして見ると、古風な雰囲気もあり、それなりに面白かったです。
by hash (2010-04-16 23:11) 

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 22

悲しみが乾くまでホースメン ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。