ツォツィ [タイトル:タ行]
Tsotsi (2005)
監督:ギャビン・フッド
出演:プレスリー・チュエニヤハエ、テリー・フェト、ケネス・ンコースィ


南アフリカのスラム街で暮らすギャングの若者の心の変化を描いた社会ドラマ。
カージャックした車の後部座席にいた赤ん坊を見捨てることが出来ず、家に持ち帰り、育てることにした主人公ツォツィは、不幸な少年時代を思い出し、父性に目覚めるという話。
「シティ・オブ・メン」と同様、BRICSムービー(勝手に命名)の一つだが、本作の場合、ストーリー自体は結構、とんでもない話なので、格差社会の極端な一例と捉えるべきかと思う。
作り手の目的は、半世紀近く続いたアパルトヘイト政策が撤廃されて、10年以上経っているにも関わらず、当時と何ら変わることの無い生活を強いられている黒人貧困層の実態を世界に公表することであろうと思われる。
2005年のアカデミー賞外国語映画賞を受賞した一因もそこにあると思われ、おかげで世界40ヶ国で公開されることとなった。
そして、本作の監督が後にこの作品を撮ることになるとは、当時は、誰も想像しなかったであろう。
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監督:ギャビン・フッド
出演:プレスリー・チュエニヤハエ、テリー・フェト、ケネス・ンコースィ


南アフリカのスラム街で暮らすギャングの若者の心の変化を描いた社会ドラマ。
カージャックした車の後部座席にいた赤ん坊を見捨てることが出来ず、家に持ち帰り、育てることにした主人公ツォツィは、不幸な少年時代を思い出し、父性に目覚めるという話。
「シティ・オブ・メン」と同様、BRICSムービー(勝手に命名)の一つだが、本作の場合、ストーリー自体は結構、とんでもない話なので、格差社会の極端な一例と捉えるべきかと思う。
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「ホテル・ルワンダ」、「ナイロビの蜂」、「ブラッド・ダイヤモンド」、
そして本作も。
アフリカが舞台の映画が沢山、撮られましたが、
どの作品も描かれる現状の凄さにショックを受けました・・・。
by てくてく (2009-09-22 01:27)
来年のW杯に行く人には、ぜひこの映画を事前に観てもらいたい内容です。
この映画は希望に続く脚本となっていますが、そうではない現実に日本からの観光客が巻き込まれないことを祈るばかりです。
by u4 (2009-09-22 20:17)
監督つながりで観られたのですか。
観てみたいです。
by duke (2009-09-22 22:45)
てくてくさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
同じ時代に生きているとは思えないですね。
映画を観なければ、知ることもなかった現実は厳しいです。
by hash (2009-09-22 22:45)
u4さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
オリンピックと違って、W杯は国での開催ですから、あちこち移動すれば、スラム街もおそらく目に入ってくるでしょうね。
by hash (2009-09-22 22:49)
dukeさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
先日、民放系BSで放映していたので、観ました。
民放BSは同じ映画を何度か放映するので、またあるのではないかと思います。
by hash (2009-09-22 22:52)
ツォツィからウルヴァリンへの流れが興味深いですね。
南アのスラムをこの目で確かめる根性(と無事生還する保証)がないので、
この作品で見ることにします。
by CORO (2009-09-23 22:05)
COROさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
「ツォツィ」の後に「Rendition」というイラク戦争関係の映画を撮っているので、人種、戦争という「X-メン」の裏テーマを扱ってきた点が考慮され、抜擢されたのかと思われます。
>南アのスラム
物騒なニュースも聞こえてくるので、その方がいいかと思います。^^
by hash (2009-09-25 00:51)