さよなら。いつかわかること [タイトル:サ行]
Grace Is Gone (2007年)
監督:ジェームズ・C・ストラウス
出演:ジョン・キューザック、シェラン・オキーフ、グレイシー・ベドナルジク、アレッサンドロ・ニヴォラ
兵士である妻がイラクで戦死したことを2人の娘に伝えられない夫の心の葛藤を描く人間ドラマ。
居たたまれない夫は娘を連れて車で出かけ、末娘の希望でフロリダの遊園地に向かうというロード・ムービー形式で構成されている。
特に大きな出来事があるわけではないが、妻の声が聞ける自宅の留守電にメッセージを残す夫の姿など、家族それぞれの行動を通して、母であり妻である女性がかけがえのない存在であったことがわかるという作りになっていて、素直にしんみりできる作品である。
また、愛国心=入隊という短絡的な図式に対する問題提起もちょっぴり垣間見える。
ラストで娘達に真実を話す父のセリフにかぶさるように奏でられるピアノはクリント・イーストウッドが手がけており、優しさと悲しさが交わる独特の音色が映像にマッチしている。
監督:ジェームズ・C・ストラウス
出演:ジョン・キューザック、シェラン・オキーフ、グレイシー・ベドナルジク、アレッサンドロ・ニヴォラ
兵士である妻がイラクで戦死したことを2人の娘に伝えられない夫の心の葛藤を描く人間ドラマ。
居たたまれない夫は娘を連れて車で出かけ、末娘の希望でフロリダの遊園地に向かうというロード・ムービー形式で構成されている。
特に大きな出来事があるわけではないが、妻の声が聞ける自宅の留守電にメッセージを残す夫の姿など、家族それぞれの行動を通して、母であり妻である女性がかけがえのない存在であったことがわかるという作りになっていて、素直にしんみりできる作品である。
また、愛国心=入隊という短絡的な図式に対する問題提起もちょっぴり垣間見える。
ラストで娘達に真実を話す父のセリフにかぶさるように奏でられるピアノはクリント・イーストウッドが手がけており、優しさと悲しさが交わる独特の音色が映像にマッチしている。
おっキューザック、続きましたね^^
好きと言いつつ、見ていない私。
「変わった人」の役が似合うので好きなんです^^
これはなんとも悲しい映画ですね。
by duke (2009-07-23 01:55)
dukeさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
J・キューザック・ファンは結構、多いような気がしますが、その割には、劇場公開されない作品が多いですね。
新作「2012」は大作だけに11月公開が決定しているようです。^^
by hash (2009-07-23 22:46)
おはようございます^^
あまり目立たない作品かもしれないけど、
じんわりと心に響く佳作だと思います^^
by てくてく (2009-07-26 05:48)
てくてくさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
オーソドックスな内容ですが、テーマは時代に合っているだけに、心に残るものがありましたね。
by hash (2009-07-27 21:25)
留守電の喪失感が痛々しいです。
通常の感覚を持っている人なら胸をえぐられるような思いをするでしょうね。
イラク戦争に対するアメリカ人の閉塞感も相当なものだとも思わせます。
力みがなくて良い作品でした。
by オカピー (2009-08-23 00:32)
オカピーさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
>留守電
映像ならではの表現が巧みでした。
>閉塞感
今後はアフガン系の作品が増えそうです。
by hash (2009-08-23 00:56)