実話を基にしたアメフト・ムービー

アメリカの国技は野球(Baseball)だが、最も人気があるスポーツはアメリカン・フットボールと言われている。その為、アメリカン・フットボールを題材にした映画は多く、中でも、実話を基にした作品が少なくない。しかし、国名が付く球技だけあって、アメリカ以外ではマイナーなスポーツということもあり、当然の流れとして、日本では劇場未公開な３作。

インヴィンシブル　栄光へのタッチダウン
Invincible (2006年)
監督：エリクソン・コア
出演：マーク・ウォールバーグ、グレッグ・キニア、エリザベス・バンクス
1976年、30歳でNFLのフィラデルフィア・イーグルスの入団テストに合格し、プロデビューを果たしたヴィンス・パパーリの物語。
35歳でメジャーリーガーとなったジム・モリスを描いた「オールド・ルーキー」のアメフト版という感じで、何かを成し遂げるのに、年齢は関係ないというアメリカン・ドリームなテーマに素直に感銘を受ける。



マーシャルの奇跡
We Are Marshall (2006年)
監督：マックG
出演：マシュー・マコノヒー、マシュー・フォックス、デヴィッド・ストラザーン
1970年、飛行機事故により、選手やコーチの大半を失った名門大学チームが、新しいヘッドコーチの下、復活を目指す物語。
復活と言っても、大学リーグで優勝するわけではなく、勝利するだけなので、スポ魂という感じではなく、アメフトを通して悲劇から立ち直ろうする者たちの心のドラマである。
同時に、街全体が大学フットボールに依存しているというアメリカ特有の現象が興味深い。
監督が「チャーリーズ・エンジェル」や「ターミネーター４」のマックGというのが意外。


ギャングスターズ　明日へのタッチダウン
Gridiron Gang (2006年)
監督：フィル・ジョアノー
出演：ドウェイン・“ザ・ロック”・ジョンソン、イグジビット、Ｌ・スコット・コードウェル

少年院に入所した若者達に更正の一環としてアメフトを教えた教官の物語。
出所しても更正できるのは、25％に過ぎないという現状を打破すべく、アメフトチームを結成し、普通高校のリーグ戦で戦いながら、成長していく様が描かれるが、犯罪者のチームと対戦することを許すリーグの寛大さに驚く。
試合のスコアなどが出来すぎなので、その辺りはフィクションかと思うが、節々で挿入されるエピソードには素直に感動してしまう。

コメント 6

アメフト人気はすごいみたいですね。
正直・・私はラグビーとの違いもよくわからないです・・・。
マコノヒーはコーチでしょうか、スポーツマンな感じがしない＾＾；

by duke (2009-05-16 19:24) 

dukeさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
私もルールはよくわかりません。＾＾
M・マコノヒーは監督役でした。
by hash (2009-05-17 01:22) 

３本とも未見です。以前はアメフトモノも劇場公開されていましたが、最近は未公開が多いですね。
マックＧも意外ですが、「ギャングスターズ」の監督がフィル・ジョアノーというのも意外に思えました。
スタイリッシュな映像のイメージがあるので。それにザ・ロックがどのように絡んでいるのか。なんか想像がつかないです。
「ギャングスターズ」も映像はスタイリッシュなのでしょうか？
by ドコサヘキサエン (2009-05-17 07:43) 

ドコサヘキサエンさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
アメフトモノはたくさんあるだけに、面白い作品も少なくないですね。
「エニー・ギブン・サンデー」なんかは好きです。
「ギャングスターズ」の映像は特にスタイリッシュという印象はなかったです。
ザ・ロックは地でやっている感じですが、好演してたと思います。
by hash (2009-05-18 01:00) 

マーク・ウォルバーグのやつ面白そうですね。

昔、酔って帰ってきてから「ルディ　涙のウィンニングラン」を観て、終わりのほうで涙が止まらなくて困ったことがあります。
by バラサ☆バラサ (2009-05-24 13:45) 

バラサ☆バラサさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
スポ魂系の作品は不思議と感動してしまいますね。
それが実話となると尚更です。
by hash (2009-05-24 23:50)