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7つの贈り物 [タイトル:英数字]

Seven Pounds (2008年)
監督:ガブリエレ・ムッチーノ
出演:ウィル・スミス、ロザリオ・ドーソン、バリー・ペッパー、ウッディ・ハレルソン
sevenpounds_1.jpgsevenpoungs.jpg
かつて自らの過失により起きた悲劇を悔いる男が、無関係な7人に彼らが必要としている物を与えようとする物語。
幸せのちから」の監督&主演コンビによる作品だが、その内容は正反対と言え、自己犠牲による贖罪がテーマとなっている。
賛否両論が起こるのは必須の作品と思われるが、「幸せのちから」の主人公があまりに自己中心的で共感できなかった者としては、自分なりの責任を果たそうとする本作の主人公の意志自体は尊重されても良いと思う。
自己犠牲と書いたものの、本作の場合、あくまで個人の意志を貫いた話なので、集団より個人が優先されるアメリカらしいと思うなか、実際にこうしたことは可能なのだろうかという疑問も残る。
それにしても、主人公の行為自体は、キリスト教の教えでは罪にあたり、キリスト教社会のアメリカで、メジャースタジオの作品として、よくぞ作られたと思い、全米一の人気俳優W・スミスならではの企画であると感じる。
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Labyrinth

(^_^)ノ こんばんは。
素直に受け止めて感動出来ればヨカッタのですけれども・・・
なかなか そうはさせて貰えない感じが残りまして、残念です?(苦笑)

> キリスト教の教えでは罪にあたり

Oh~ さすがhash さんっ 鋭いご指摘! ありがとうございます。
by Labyrinth (2009-03-09 01:59) 

hash

Labyrinthさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
やはり、素直に感動というわけにはいかないですね。
最近のW・スミス作品はイマイチです。
by hash (2009-03-10 00:23) 

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