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シリアナ [タイトル:サ行]

Syriana (2005年)
監督:スティーブン・ギャガン
出演:ジョージ・クルーニー、ジェフリー・ライト、マット・デイモン
syriana.jpgsyriana.jpg
中東の石油利権を巡るアメリカ政府と企業の企みとイスラム原理主義によるテロ活動の関連を描いたサスペンス映画。元CIAのロバート・ベアの著作「CIAは何をしていた?」を元にした作品で、映画で描かれていることは全て事実に基づいているらしい。
とにかく、難解な映画で、今回で3度目の鑑賞なったが、まだわからない点が多々ある。
自分の知識不足もその原因のひとつだが、G・クルーニー演じるボブの行動の不可解さなど、映画自体が、細かい説明は抜きにした不親切な作りであるのは間違いない。
そのくせ、登場人物の家族問題などどうでもいいことを描いているのだから性質が悪い。
一見、重要なキャラクターに見えるM・デイモンも実際は単なる脇役に過ぎず、別にいなくてもいい役かと思われ、どうせなら石油会社に関わる者たちの描写に時間を割くべきではないかと思う。
特別、難しい題材ではないので、もっとシンプルに作れたはずで、監督の力量不足かと思う。

簡単に言うと、アメリカ政府は反米的(アメリカを敵視しているのでなく、アメリカびいきでないだけ)な王子がサウジアラビア王にならないよう暗殺したという話と、アメリカの石油会社が利権を得るため、非方法な手段を取ったが、裁かれたのは、手続きを担当した弁護士などで、石油会社の人間ではなかったという2本の話に、自爆テロを実行する者が誕生する話を関連付けている・・・
この関連付けも少々、強引な感じがしないでもない。
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hash

xml_xslさん、こんばんは。
nice! ありがとうございました。
by hash (2009-02-28 22:47) 

オカピー

TB有難うございました。

時系列操作の好きな人は相変わらず好きなようで、本作を監督したスティーヴン・ギャガンは脚本作「トラフィック」でも同じような並行展開から一つの話に収斂していく手法で高く評価されましたが、僕はそれほど買わなかったのです。
寧ろ関連性を匂わせながら進む本作の方に直線的な見通しの良さを感じましたが、いずれにしてもこの手の手法の作品に本当に凄い作品に当たった記憶がありません。素晴らしい評価を得た「クラッシュ」でさえ見え透いている感じを抱いたものです。

東京新聞文化欄のコラムに、「『おくりびと』がアカデミー外国語映画賞を受賞したのは「時間の狭間でこぼれる真実に人々が敏感になっている時代、時系列の入り乱れるせせこましい映画の乱立の中で、その静謐さが目立ったからかもしれない(要約)」とありました。
納得のコラムなのでした。
by オカピー (2009-03-03 03:30) 

hash

オカピーさん、こんばんは。
コメント&TBありがとうございます。
とにかくわかりにくいのは歓迎できません。
原作は機密事項の部分が黒塗りされた常態で出版されているようですから、その部分を表現するべく、難解な作りにしてあるのかなと思いました。
by hash (2009-03-03 22:24) 

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