エリン・ブロコビッチ

Erin Brockovich (2000年)
監督：スティーブン・ソダーバーグ
出演：ジュリア・ロバーツ、アルバート・フィニー、アーロン・エッカート

全米史上最高額の３億ドルもの賠償金を勝ち取った公害訴訟の顛末を実話に基づいて描いたドラマ
公害訴訟とは言え、法廷ドラマではないので、裁判で弁護士同士が熱弁を揮うというお馴染みのシーンはなく、主役も弁護士ではない。
たいした学歴も職歴もない、バツ２で３人の子持ちのシングルマザーが、強引に職を得た弁護士事務所で、偶然見つけた書類にささやかな疑問を持ち、調べ始めたところ、大企業の悪質な公害隠蔽を発見し、その証明に尽力するという話である。
企業の不正を暴く社会性よりも、資格や経歴がなくても、熱意と活力があれば、道は開けるという人間性に重きを置いて作られており、この世界的な不景気にこそ、改めて観たくなる作品である。
周知の通り、J・ロバーツは本作でオスカーを獲得しており、作品自体もヒットし、名実ともに彼女の代表作となった。
ちなみに、「チェ」２部作が公開のS・ソダーバーグ監督は、本作と「トラフィック」の２作品でオスカーにノミネートされ、「トラフィック」の方で受賞している。

コメント 3

doraさん、こんばんは。
nice! ありがとうございました。

xml_xslさん、こんばんは。
nice! ありがとうございました。
by hash (2009-01-24 00:24) 

こんにちは。結構、この映画は大好きです。じっくり見てしまった記憶があります。トラフィックはチェゲバラのデル・トロ、いい味だしてましたよね＾＾
by duke (2009-01-31 03:15) 

dukeさん、こんばんは。
nice!＆コメントありがとうございます。
実話ということもあり、キャラクターが活き活きとしていて、魅力がありましたね。
「トラフィック」でB・デル・トロはオスカーを獲っていますね。
by hash (2009-02-01 01:11)