タロットカード殺人事件

Scoop (2006年)
監督：ウッディ・アレン
出演：スカーレット・ヨハンソン、ウッディ・アレン、ヒュー・ジャックマン

ジャーナリスト志望の女子大生と老マジシャンのにわか探偵コンビが、ロンドンの連続殺人事件の謎を追うコメディ仕立てのミステリー。
W・アレンの新たなミューズと言われるS・ヨハンソンの魅力が満載で、彼女の為に作られたような作品である。あくまでもW・アレン作品なので、ミステリー的要素はあまり期待せずに、親子以上に年の離れた探偵コンビの愉快な会話や行動を楽しむべき映画で、93年の「マンハッタン殺人ミステリー」を思い起こさせる快作になっている。
冒頭で、三途の川を渡る途中のジャーナリストが登場したときは、どうやって収拾を付けるのだろうと思っていたが、ラストで全く予想外、且つ期待以上のオチでまとめるあたりは、W・アレン健在という感じを受ける。

コメント 6

これ、気になってました。古典的な推理モノぽくて、面白そう。
by duke (2008-10-11 23:54) 

dukeさん、こんばんは。
W・アレンが苦手という方以外は、楽しめる作品だと思います。
でも、推理云々に期待してはいけませんよ。（笑）
nice!＆コメントありがとうございました。
by hash (2008-10-12 00:08) 

弊記事へのＴＢ＆コメント有難うございました。

＞探偵コンビの愉快な会話や行動を楽しむべき
加えて元ネタ探しですね。
hashさんがご指摘しないのは一向に構わないですが、色々なブログや映画サイトの書き込みを読んでもシェークスピアに言及する人が僕以外に一人もいないのでは、英国を強く意識して作ったアレンさん、寂しがるでしょう。

dukeさんのご推測も合っていると言えば合っていて、確かにミステリーとしては古典的な素材、扱いですよね。

＞オチ
左側通行の話が出ていましたけど、ああなるとはね。
面白かったですね。
by オカピー (2008-10-14 00:57) 

オカピーさん、こんばんは。
ＴＢ＆コメント有難うございました。
シェークスピアには気付きませんでした。
おかげさまで、何故幽霊なのかという理由がわかりました。
by hash (2008-10-15 00:32) 

こんばんは。
おもしろかったですね～。私はアレンのマジックが気に入りました。
オチもよかったですよね。
ＴＢさせていただきます。
by coco030705 (2008-10-15 19:24) 

coco030705さん、こんばんは。
W・アレンのマジシャン役は妙に似合っていましたね。
オチはかなり気に入りました。
nice!＆コメントありがとうございました。
by hash (2008-10-16 00:14)