あるスキャンダルの覚え書き [タイトル:ア行]
Notes on a Scandal (2006年)
監督:リチャード・エアー
出演:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、ビル・ナイ
ロンドン郊外を舞台に新任の女性教師の秘密を握ったベテラン女性教師の姿を描いたドラマ。
実際にアメリカで起きた女性教師と男子生徒の恋愛事件をモチーフに、孤独なベテラン女性教師の狂気ともとれる心理や行動を描いていく様は恐ろしいものがあり、小道具として使われる日記がその不気味さを際立てせている。
そして、主人公の老教師を演じるJ・デンチは、はまり役といった感じで、まるで血みどろの結末がまっているのではないかと思わせる怪演をみせる。
また、まんまと主人公の術中にはまってしまう女性教師を演じるC・ブランシェットが、人生に物足りなさを感じている女性の弱さを見事に表現していて、何を演じさせても上手い女優だと改めて感じる。
映画は意外にあっさりとした結末を迎えるが、それはそれでまた不気味。
監督:リチャード・エアー
出演:ジュディ・デンチ、ケイト・ブランシェット、ビル・ナイ
ロンドン郊外を舞台に新任の女性教師の秘密を握ったベテラン女性教師の姿を描いたドラマ。
実際にアメリカで起きた女性教師と男子生徒の恋愛事件をモチーフに、孤独なベテラン女性教師の狂気ともとれる心理や行動を描いていく様は恐ろしいものがあり、小道具として使われる日記がその不気味さを際立てせている。
そして、主人公の老教師を演じるJ・デンチは、はまり役といった感じで、まるで血みどろの結末がまっているのではないかと思わせる怪演をみせる。
また、まんまと主人公の術中にはまってしまう女性教師を演じるC・ブランシェットが、人生に物足りなさを感じている女性の弱さを見事に表現していて、何を演じさせても上手い女優だと改めて感じる。
映画は意外にあっさりとした結末を迎えるが、それはそれでまた不気味。
こんばんは。
私も血みどろの結末を予想しつつ観ていました。
そうならないのがリアリティがあって恐ろしい。
こんなあたりがイギリス映画らしいところなのかも知れません。
by dorothy (2008-08-19 23:48)
こんばんわです。
ケイトさんの微妙な”脇の甘い女”の演技は凄いと思います。
by aneurysm (2008-08-20 21:25)
dorothyさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
確かに、これがハリウッド映画なら、どちらかが死んでたかもしれませんね。
by hash (2008-08-20 21:31)
aneurysmさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
C・ブランシェットは強い女性のイメージがありますが、こういう弱い女性も見事に演じてしまうところに感心してしまいます。
by hash (2008-08-20 21:42)
こんばんは^^
結末のあっさり感は実話ベースだからでしょうか?
しかしサスペンスフルなストーリーでした。
女優2人が魅せましたね^^
by てくてく (2008-08-21 00:06)
デンチの怪演、今も鮮明によみがえってきます。
by クリス (2008-08-21 22:41)
てくてくさん、こんばんは。
上手な嘘は、真実と嘘をうまくブレンドしてあると言われますが、正にそんな感じの映画だったように思います。
それを引き立てたのが2人の女優の名演だったのではないでしょうか。
nice!&コメントありがとうございました。
by hash (2008-08-22 00:05)
クリスさん、こんばんは。
nice!&コメントありがとうございます。
ラストで見つけた新たなターゲットの悲劇が目に浮かびますね。
by hash (2008-08-22 00:07)