ハンテッド [タイトル:ハ行]
The Hunted (2003年)
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ、コニー・ニールセン
犯罪者となった元兵隊を、彼を殺人マシーンに鍛えた元教官が追跡するアクション映画。
「ランボー」1作目と似た感じのプロットだが、ランボーが警官の暴力に対して怒りを爆発させたのに対し、こちらのハラムは最初から殺人鬼として登場し、何故そうなったのかという動機付けがやや薄いように思う。
2人のオスカー俳優を使っているにも関わらず、そういったキャラクターの内面を描くことにはあまりこだわらず、タイトル通りひたすら追跡劇に徹した演出は、さすが御大W・フリードキンの面目躍如という感じがする。
しかし、当時で50代後半のT・L・ジョーンズは仕方ないとして、30代のB・D・トロはアクションはあまり得意でないようで動きが重く、殺人マシーンのように見えないのが残念なところで、アクション映画としての質を落とすことになってしまった感がある。
それでも、独特の目つきが醸し出す存在感は確かなもので、特に取調室のシーンは不気味さ満点。
それにしても、W・フリードキンはこの映画の公開時で68歳ということは、「フレンチ・コネクション」や「エクソシスト」を撮ったときは、まだ30代だったということを知り驚いた。70を過ぎた今もまだ現役のようで、「BUG/バグ」という新作が来月公開されるのは頼もしい限りである。
監督:ウィリアム・フリードキン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ベニチオ・デル・トロ、コニー・ニールセン
犯罪者となった元兵隊を、彼を殺人マシーンに鍛えた元教官が追跡するアクション映画。
「ランボー」1作目と似た感じのプロットだが、ランボーが警官の暴力に対して怒りを爆発させたのに対し、こちらのハラムは最初から殺人鬼として登場し、何故そうなったのかという動機付けがやや薄いように思う。
2人のオスカー俳優を使っているにも関わらず、そういったキャラクターの内面を描くことにはあまりこだわらず、タイトル通りひたすら追跡劇に徹した演出は、さすが御大W・フリードキンの面目躍如という感じがする。
しかし、当時で50代後半のT・L・ジョーンズは仕方ないとして、30代のB・D・トロはアクションはあまり得意でないようで動きが重く、殺人マシーンのように見えないのが残念なところで、アクション映画としての質を落とすことになってしまった感がある。
それでも、独特の目つきが醸し出す存在感は確かなもので、特に取調室のシーンは不気味さ満点。
それにしても、W・フリードキンはこの映画の公開時で68歳ということは、「フレンチ・コネクション」や「エクソシスト」を撮ったときは、まだ30代だったということを知り驚いた。70を過ぎた今もまだ現役のようで、「BUG/バグ」という新作が来月公開されるのは頼もしい限りである。
このまえTV放送されていましたよね。
主演二人が渋すぎっ^^。
新聞であらすじを読んで、怖そうやな~って・・・。
でも録画しとけばよかったかも!
by てくてく (2008-06-07 15:10)
てくてくさん、こんばんは。
>怖そうやな~って・・・。
少々痛々しいところはありますが、そんなに恐くはないですよ。
CMとは違ってT・L・ジョーンズの渋さがにじみ出てます。
nice!&コメントありがとうございました。
by hash (2008-06-08 00:12)