僕のニューヨークライフ [タイトル:ハ行]
Anything Else (2003年)
監督:ウディ・アレン
出演:ジェイソン・ビッグス、クリスティーナ・リッチ、ウディ・アレン
ニューヨークを舞台に、恋人やその母親、知り合った老作家たちに振り回される若手作家の様子を描いたコメディ。
W・アレン作品と言えば、世の中の不条理を皮肉っぽく、時にシリアスに、時にコミカルに描いているが、これはその後者の作品。
自由きままな行動をとりながらも一切非を認めない恋人や、居候のくせに何の遠慮もない母親、能力もないのにもっともらしいことを言う代理人、ただ話を聞くだけで何のアドバイスもしない精神科医など、誰もが見聞きしたことがあるような人達を皮肉として登場させ、そういう人物との関係を続けるか、断ち切るかという心の葛藤を若手作家と老作家の会話で表現しているに思う。
特に大きな事件もなく、どうでもいいようなことを、シニカルに描いたW・アレンらしいコメディだった。
監督:ウディ・アレン
出演:ジェイソン・ビッグス、クリスティーナ・リッチ、ウディ・アレン
ニューヨークを舞台に、恋人やその母親、知り合った老作家たちに振り回される若手作家の様子を描いたコメディ。
W・アレン作品と言えば、世の中の不条理を皮肉っぽく、時にシリアスに、時にコミカルに描いているが、これはその後者の作品。
自由きままな行動をとりながらも一切非を認めない恋人や、居候のくせに何の遠慮もない母親、能力もないのにもっともらしいことを言う代理人、ただ話を聞くだけで何のアドバイスもしない精神科医など、誰もが見聞きしたことがあるような人達を皮肉として登場させ、そういう人物との関係を続けるか、断ち切るかという心の葛藤を若手作家と老作家の会話で表現しているに思う。
特に大きな事件もなく、どうでもいいようなことを、シニカルに描いたW・アレンらしいコメディだった。
コメントを戴きましたが、TBがなかったので、宜しければTBもお願い致します。
僕が類似を指摘した「アニー・ホール」の主人公は漫談家。舞台は勿論ニューヨーク。カリフォルニアへ行くのは恋人の方で、主人公は追いかける。
本作は同じような違うようなお話ですが、アレンが最も力を注いでいるタイプの作品ですよね。
ニューヨーク人種が60年代から流行りだし70~80年代にピークになった精神分析に相変わらず頼っているので、ニヤニヤしながら観ておりました。
by オカピー (2008-03-05 14:49)
オカピーさん、こんばんは。
作品によって???なのもありますが、基本的にW・アレン作品は好きなので、「アニー・ホール」も機会があれば、観たいと思います。
コメント&TBありがとうございます。
by hash (2008-03-05 21:14)