ジャーヘッド

Jarhead (2005年)
監督：サム・メンデス
出演：ジェイク・ギレンホール、ジェイミー・フォックス

湾岸戦争に従軍した海兵隊員アンソニー・スウォフォードによる実録手記の映画化。
海兵隊へ入隊してからクウェートに派兵され、帰国するまでを描くというと、「プラトーン」みたいに戦争の残虐性についての映画みたいだが、これは全く違う内容。
主人公のスウォフォードは、クウェートにいた約６ヶ月の間で、実際に前線にいたのは４日だけで、結局１人も殺さないまま帰国する。
タイトルのジャーヘッドとは空っぽ頭という意味で海兵隊員を指しているらしいが、その名の通り、ひたすらバカ騒ぎをしている。
何が言いたいのかよくわからないが、多額の税金を使って戦争をしてるけど、多くの兵士は何もしないで遊んでいるのだから、税金の無駄ですよという反戦映画だと勝手に解釈した。
この映画を観ると、駐屯する各地で、低俗な性犯罪を行なう海兵隊が多い理由がわかる。
根本的にジャーヘッドなのだから。